こないだの日曜日、わが秋祭り保存会の
恒例行事として釣り大会があった。
ワシは秋祭りまでは準備とか話し合いで
日曜日にも何度か集まりに出かけたが
秋祭りが終わってからは一切の集まりに欠席しとる。
祭りの仲間との話し合いは密になりやすい、
どこでもと思うが最初は気を付けとっても
酒が入ると、当然マスクも外すし
距離も短くなってしまう。
それで今回の魚釣り大会も欠席したんじゃが、
仲間からグループラインで様子を写メで送ってくる。
この時期じゃのに、大漁じゃったみたいで
みんな楽しんだようじゃ。
ワシも魚釣りは大好きで、昔は、よう行ったもんじゃ。
上物狙いとか底もの狙いとかの本格的なスタイルでなく
一般庶民の釣りで雑魚釣り専門じゃった。
同行する釣り人たちは本格的なスタイルなんで、
その人らの邪魔にならんように
その人たちのポイントから少し離れたところで
自分のポイントを探して釣る。
渡船で小さな岩の島に降りて釣るんじゃが、
タイミングを合わせる楽しさがある。
帰るのはワシらのグループが一番早い。
早朝から出かけとるんで、早めに帰り
家に帰ったら釣り道具を洗って干し、
釣った魚のしごうをする。
島を出る前に魚をシメて血抜きをして
クーラーボックスに入れるんで身は生きとる。
ウロコを取り、はらわたを出し、
魚によっては頭も落とす。
そこまでがワシの仕事で
そうやって魚を冷蔵庫に入れたら
夕方まで昼寝をして疲れをとる。
夕方、目が覚めたら夕食の食卓には
女房殿が造ってくれた刺身や煮魚が並ぶ。
釣れ過ぎた時は、隣近所にお裾分け
そんな釣りをしとったが、もう無理かも？
