まさにバケツをひっくり返したような雨。
高3の孫娘が電話してきた。
『健じいさん、今、時間ある?
塾まで乗せてって欲しいんじゃけど・・・』
「遠慮するな、最愛の孫とドライブ出来るなら」
と車を息子の家の玄関前に横づけしても、
乗り込むのにびしょ濡れになるくらいの雨じゃ。
徐行しても前が見えにくいほどの雨で、
みんなライトを点けてノロノロ運転。
こんな状況でライトをハイビームにして
交差点を無理な横断をしようとする車がおる。
おばちゃんじゃ!
夜の雨降りにハイビームになんかしたら
対向車は全然見えんじゃんか!
この雨の中、窓も開けられず、
このおばちゃんの迷惑な運転になすすべもない。
じゃが、隣に座っとるのは
最愛の孫娘じゃ、
怒りを噛み殺して安全運転で送り届けたよ。
安部さんが亡くなり、
国民の涙雨じゃったんかもしれん。
良くも悪くも、行動的な総理じゃった。
森友学園問題、加計学園問題、桜を見る会
等々、この世では国民の審判を経ずに
閻魔様のおられるゲートに向かわれた。
2次安倍内閣が始まった時は
『どうせうまく運営出来んかったら
尻まくって逃げ出すのがせいぜい』
と思うとったが、意外や意外!
積極的な行動にワシの評価は上がった。
じゃが、トップに長う留まるのは良くないね?
評価が上がるにつけ、私利私欲が出て来た。
暴漢に襲われ、亡くなった今、
日本のために、よう動いてくれた。
自分を支えてくれる人たちに
何とか恩返しをしたいとの思いが
その功績に泥をかけてしもうた。
私利私欲とはゆーても
私腹を肥やすためではなく
自分を支えてくれた人たちに
喜んで貰おうとした姿勢が批判された。
歴史に残るであろう総理の下、
日本で生活できた事に感謝。
閻魔様もどう評価されるか迷われる事じゃろう。
ご冥福を祈るばかりじゃ。
合掌