鮃 狂 (ひらめくるい)

サーフで、ルアーのヒラメ釣りをメインに、釣りを楽しむ中年おじさんの釣行記です。

ヒラメ釣りの秘訣?

2011年11月18日 11時41分07秒 | 釣れる?ノウハウ

 今日も凪ですな。昨日の悲劇が頭から離れず、出撃は今のところなし。週末も凪に恵まれればいいですね。まぁ、そんなんでヒラメの釣果に恵まれない方のために、おいらのヒラメ狙い時の考え方を述べちゃいます。

 まずは、キャストした後どこ見てますかね?。たいていの人は、ルアー着水後、そのルアーを目で追うか、穂先辺りを見てるのかな。

 オイラは波打ち際までルアーが来たとき意外はまず、見ない追わない。たまにラインを見てるけど、視線の八割方は周囲の海の状況を見てる。だって、ヒラメの当たりは強烈だから勝手に体が反応してアワセ入れるもんね。

 それより、周りを観察しながら今責めてるポイントが本当にいいのか、常に疑ってかかってる。

 例えば、目のやりどころとしては、波の泡の動きや、ゴミ漂流物の動き。これを見てれば潮の流れる方向が分かる。そして、流れがぶつかっていく方面の浅場を探す。潮の流れは、浅い場所や障害物にぶつかる時上昇流を起こす。その巻き上がる流れは、当然エサも巻き上げるから魚が集まる理屈。

 後は砂浜の砂粒の大きさも観察している。砂浜がやわらかい箇所はその時点で砂が移動しているから、波打ち際にわずかな濁りを作る。これをヒラメは嫌う気がする。

 一方、周辺より砂が硬く砂粒が大きいところは波の大きさが安定している箇所だからヒラメが捕食しやすい場所となる。こんなところは魚道11MDでたいてい出る。

 その参は、いま自分の攻めてる箇所より波打ち際のえぐれの大きそうな場所を、波が引いたタイミングで見て探してる。 波打ち際のアゴの部分が、深くて切り立った感じの場所は大型が張り付いてることが多いんだよね。(9月に61cm出したのもこんな場所)

 その四は、水の色の見え方かな。周囲より茶色ぽく見える場所は浅いところ。あと、白波が立つところも当然浅い。水色が濃く見えるところは深い箇所。これらの境目の部分を攻めるね。

 釣りをしながらこれらが分からない時や、結果が出ないときは、一旦出来るだけ高いところに上がってこれらをチェックし直すのもあり。

 

 あとねぇ。「ヒラメに時合いは無い」。がオイラの持論なんだけど、この考え方で釣る近道ね。

 簡単に言うと「魚にルアーを合わせるんじゃなく、水深にルアーを合わせる」これ、キモね。

 オイラのオーソドックスなルアーの組み立てはアイマ魚道11MDとサスケ裂波120。レンジ表はアイマのホームページにあるから見てね。http://www.ima-ams.co.jp/range/range_2011.pdf

 でも、実釣時のレンジは波の影響なんかがあって、裂波で平均50cm。魚道11MDで平均100cm位と考えている。

 このレンジを踏まえて、大抵の場合ヒラメはボトムに張り付いて捕食のタイミングを計っているから、頭上を60cm以内をルアーが通過すれば食い気が無くても食いつく。と 思ってる。

 

 出来るだけ魚の近くを通す努力が大切で、そのために波のタイミングを計ってキャストするのは当然だね。実釣時には、グーゥッと波が引いていくタイミングで居るなと思ったポイントを通過したのに出ない時は、1投で見切ることもしばしば。

 これを実釣に当てはめると、裂波ならヒラメの射程距離60cm+潜行深度50cmを足した110cm以内の水深箇所ならヒット率が上がると考えるわけ。同様に11MDなら160cm位迄がヒラメを狙う最適な水深になる。

 この理想の水深を潮汐表を見るか、または実際の海を見て探し当てれば日中でも確立が上がる寸法なのだ。(分かりにくいかな)

 これより深い場所をどう攻略するか!これが難しい。ヘービーシンキングはやっぱ動きが落ちるしバイブも良く使うけどやっぱ確立落ちるよね。攻めきれないから使うしかないけどね。

 ルアーの色については基本的にナチュラル系のイワシカラー辺りならまず釣れます。これでダメならその対極の派手な色でチャレンジ。他の星の数ほどあるルアーも、ヒラメからルアーまでの距離(レンジ)を考えてチョイスするのが俺流。

 まぁ、いろいろ書いては見たものの、浅いところ狙ったほうが簡単に効率よく釣れちゃうんだけどね。俺様は、はっきり言って浅場ばっかです。(爆)


悲劇のロスト

2011年11月17日 12時10分58秒 | ソルトルアー釣行

 あんまり気乗りしなかったんだけど今日も出撃してしまった。海は予想通り凪。でも、なんか水色が悪い。

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 この後風が、南東強くなって表面が細かく波立っている。こんな日はよくない。

 昨日、いい思いをしたノード140sから開始。青物も当たらない。あれこれ思案しこの水の色なら確かコットンキャンディーパールが当たりだったはず。魚道11MDのこの色をつけキャスト。5投ぐらいしたかな、沖目でクックッと軽い当たり。マイクロソゲかと思い強引に巻く。あらら!40cm位ある。水温が下がったからあんまり引かないのかな?。

001(8:50HIT)

 その後、ここと思える場所も無くなんとなく振っていると、波打ち際のアゴでグッと重くなった。小さいながらも肉厚のソゲ30cm位!。

003(9:25HIT)

 この頃から、どうしても300m位南側の箇所が気になる。思い切って車に戻り移動。

 なんかいい感じ!。そう思いながらいそいそと振り始める。烈波の後を仲間と勘違いしたのかカタクチ?が付いて来る。益々いい。ここでルアーチェンジと思いきや悲劇が襲う。

 左の小脇にロッドを抱えルアーケースを引っ張り出し、先ほどのコットンキャンディを掴んだ時波が!。

 少々バランスを崩した瞬間、ケースがポロリ! マジィー マズイ!。あわてて拾おうとすると 、持ってたルアーのフックがグローブに刺さり手はグーのまんまに!手がひらかねぇよぉ(泣)

 右手にロッド。左手はグーのまま必死にかき上げようと、もがき、蹴り上げるが一つも回収できず・・・・・・(死)。

 あっという間に海の底ですわ。まぁ、おいらは、ケースを3個装着しており、1つはフロート系。2つ目はシンキング。3つ目はその日使ったルアーを入れながらローテするやつ。今回のは、ローテ用だったので被害は5本。とわいえ、その内2本は烈波の限定色。最近当たりまくっていたやつだ。もう1本はノード140Sの北海道海アメ限定カラー。もう2度と手に入るまい。(ますます泣)

 現在のおいらの境遇では、ルアーを買うことは不可能。今後釣果ダウン間違いなし。

 仕事くれぇ!。(悲)




凪なのに

2011年11月16日 16時33分51秒 | ソルトルアー釣行

 平目釣りをやっていて、海の状態がよく「よし、いけると」と思ったのに釣れないということはほぼ無い!。確立にして10%を切っていると思う。

 

 今日も、いつものところに到着すると、先週お会いした方が、帰り仕度をしている、「どうでした」「駄目です。周りでも1枚も出ませんでした」。

 この海でか?。どう見ても釣れる海なんだけど。その方に北浜方面が最近好調なのを告げ、駄目ならしょうがないと珍しく養護学校裏へ車を走らせる。

 車を停めて海を見渡す。誰もいないと思いきや、隣の車も用意し始めた。あせることも無いこの凪で、ほぼ、貸しきり状態なんだから。

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      赤浜方面・絶好の凪

 キャスト開始。先に用意していた釣り氏がすごい勢いで俺のほうにランガンしてくる。俺の釣りも早いが彼のは異常だ。俺のほうに入りたかったのかな?。なんとなく強迫観念にあい俺の釣りが落ち着かん。

 俺の見立てたポイントの中では1番の場所でも出ない。また、隣から奴が来る。早々に場所を受け渡して烈波から久々ノード140Sを装着しながら顔を上げると彼の竿が曲がってる。「やっぱいたか」

 こちらも、ノードのロングキャストを久々に楽しむ。2投目、着水直後の巻き初めでドンッ。来たのはいつものイナダ。その後、もう1匹追加。ノードを着水させてテンションフォール巻きはじめでドンツのパターは実に楽しい。それにしても、いい加減ひらめが出てもいいのだが。久々に凪倒れかな。

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     ここでの釣果平目無し!。

 その後、イナダのチョイスはあるものの平目はさっぱりなので最初の駄目だ言われた場所に逆戻り。海の様子は完璧なのだが。

 情報とおりさっぱし当たらん・・・・。いい加減諦めようかなと思い出したら、わずかだが潮が上げだした。ここと思う場所をもう1一度烈波を通しなおす。沖目に西風に乗せロングキャスト60mぐらい出たかなようやくゴッ。来ました!。ソゲでも諦めていただけに嬉しい1枚。(12:15)

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 何とか1枚出せたので気が済んだ。もう、帰ろっと思いながらなんとなくキャスト。ルアーが波打ち際のアゴを通り過ぎて砂浜に到達。ピックアップ寸前いきなり水しぶき炸裂!。イナダだけどびっくりしたぁ。(12:30)

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        きれいな魚体

 

 めったに無い、HIT確率100%の海でのはずしかと思いきや小さいながらも1枚取れた価値ある1日になった?のかな。



荒れてますな

2011年11月15日 11時40分58秒 | ソルトルアー釣行

 このところサーフは荒れ模様ですな。それでも昨日いたたまれず海を覗きに山海館へ。

 いつもここでやっているというおっちゃんの話では、この荒れた海況の中でもポツリ、ポツリ出ているらしい。しかも、大型が!。

 でわ、と今日出撃。相変わらず波が高くまともに釣りなどできない。と思いきや例のポイントは人だかり「やっぱ出てんのかな」。(いつものように9:00出勤では場所など無い)

 その周辺を諦め浅いけどわずかに波が静かなポイントで粘っていると、なにやら鳥が飛来し、刺さり始めた。「何かいる、何気に海面を見るとボイルが。シーバかな」。

 烈波には反応しない。次は、スライドエッジ。沖目にキャストして早巻きしてくると、ルアー周辺でベイトがはねる。とっ、ゴッツンと竿をひったくる豪快な当たり。

 「ヨッシャ」 ん、飛ばない し あまり引かん!。現れたのはイナダ。ガックシ。その後、バイトが無いので、アスリートスリム12SSにチェンジ。すぐさま波打ち際で当たったがミスバイト!残念。

 そうこうしているうちに干潮で潮が無くなりゲームセット。帰りに例の場所見て見ると誰も帰っていない。よほど釣れてるのかな。

 風向きが、だんだん西よりに変わってきてるから、明日は凪るかな?。


行けば釣れる

2011年11月11日 13時14分05秒 | ソルトルアー釣行

 行けば釣れる状況に変わりはない。まぁ、仕事もせず、毎日出撃できるんだから当然か。

 にしても、内容が悪い。潮時も何も関係なく赴くままに竿を振っているんだから、これも当然か。

 

 今日も、サーフについて見ると潮が無い。烈波すら引けん。

 しょうがなく、嫌いな離岸流をスピンドラフトでネチネチ。諦めかけた頃、ギュッ ジイィーが来たが乗らず。居ると分かり気合を入れて攻めなおす。今度は、ガッツリ。フルキャストの沖合いで掛かったから気持ちがいい。しかし、小さい。さっきの当たった奴はもっと大きかったはずなんだけど・・・・・。

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         10:36 弩・干潮の中

 その後、雨が降ってきて今日はおしまい。帰りに堤防を歩いているとなんかいい香り。浜菊かな。可憐に海を彩ってました。

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