1日どこへも出掛けることなく、家にいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/81/ba691a206a727011392e4544b937f3e7.jpg?1587045200)
家の後ろのうちの山に、もうそろそろかなとタケノコをさがしたけど、まだなのかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/77/c1514c8c56d8a1db218bcefde57e5789.jpg?1587060192)
娘が二歳くらいのころ。
午前中は家事など。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/81/ba691a206a727011392e4544b937f3e7.jpg?1587045200)
家の後ろのうちの山に、もうそろそろかなとタケノコをさがしたけど、まだなのかな。
ひとつもなかった。
山椒の木が2本あり、
芽吹いたばかりの葉をつむと、まあ、いい香り。魚の煮付けにいれたりするとおいしい。
この木は山椒の実はならないんよね。
山椒の実好きなんだけどなあ。
きょうはBUMP OF CHICKENの車輪の歌をYouTubeできいたら、ぼろぼろ泣いてしまった。アニメの画像に音楽がのせてるやつ。
歌詞の背景そのままな。
あかん。なんどみても泣いてしまう。
午後は仕事。
見積もりも出したし、その他もろもろのことを。
しかし。
ゴールデンウィークも仕事があるということになり、夫がもとに戻りつつあったのに、
またこじれだした。
忙しいし、電話につきおてるときりないので、途中からもうでなかった。
もう出ません、LINEでいってても、鬼のように電話はなる。
なんでわからんのかなあ。
ストーカーみたいだ。
ゴールデンウィークにもしも夫が帰ってきたら、重箱の隅をつつくように家中を点検するので、かんぺきにあちこち、掃除しておかなければならないとおもい、わたしは来週ももう一度帰る予定でいたので、妹にきかれて、来週もかえるよといってしまった。
そしたら、妹はいなかにある持病の病院へ薬をもらいにいくのに、来週にするわ、といって、今週は一緒に帰らなかった。
それを夫にいうと、来週て、今週も来週も帰るてことか、そんなもん許さん、と憤慨。
きょう、そこそこ仕事をいわれてるし、今年はゴールデンウィークはそっちにはいかない、と夫は決めたけど。それ、今日決まったことやん。
わたしはそのさきに妹に話してるわけやから。
日をずらせといわれたら、わたしはそれでかまわないけど、
妹が困ってしまう。薬がきれたらたいへんだ。
だからて、このご時世、電車に乗らせるのは怖い。
そんなもん知ったこっちゃない、
今回ともに帰らなかった妹がわるい、とばかりに電話のむこうで怒り狂ってる。
高速代がもったいないから、月に二回までだ、といいはるけど
ほんとはそんなことどうでもよくて、自分がさみしいからだ。
それと、わたしが自分以外の人間に優しくするのが、とにかく、気に入らないだけだ。
なにをいわれてもわたしの自宅はここだし。
そこに建てようといったのは、夫だし。
当時は別居状態になっても、こっちにわたしはほとんどいてる予定だった。夫も了承していた。
だのに、むこうの仕事が忙しくなり、わたしが直接応対する仕事も増えたから、むこうにいるほうが増えたけど、
もっとこまめに帰るつもりだった。
ほんとに寂しいとおもっていたのは
ひとりここにいた娘やMAXだ。
ほんとにかわいそうなことをした。
いまはもうどちらもいなくなった。
静まり返った真夜中にひとりでこの家にいると、その、寂しさがひしひしと身に染みてきて、いたたまれなくなる。
悲しくてやりきれなくなる。
怖かっただろうな、心細かっただろうな、と。
でもわたしは暴君に翻弄されて、自分の意思など、もてなくなってしまって、言いなりできた。
お金のことをいわれると、なにもいえなくなった。高速代はたしかに多少かかる。
それでもいまよりはまだ帰る時間は長かったのだけど。
いまはハニーがひとりで留守番してる。
自動の給餌器を購入して、ごはんは自動で時間になればでてくる。
今日夫はそれがあるのやから、5月6日までは帰らなくてもいいやろ、と、とんでもないことをいった。
なんてひどいことを平気でいうんだろう、て。
給餌器があったって、きちんと毎度毎度一定量をだせる便利なものなだけであって、ハニーは生きてるんだよ?
少しくらい高速代がかかっても、こちらに自宅があるのだから、通うくらいでも当然、これは経費だし、それぐらいの会社にはなってきたと、わたしは自負している。
そのために、行政書士にたのむような難しい仕事も全部ひとりでやってきた。
そのういたぶんで十分まかなえるはず。
でも、夫はお金のことをもちだすと、わたしにいう口がなくなるから、いうだけだ。
俺が頑張って働いてるからお金が入るんだ、お金の使い道は俺次第だ、
といいたいだけだ。
いまでは、そんなこと納得いかない。
いくわけがない。
給付金も、ひとり10万になった。
どうやってもらえるかはわからないけど、
公的書類はこちらにくる、
二週間も放置したら、もらい損ねるかもやん。
そんなばかなことはない。
5月は田んぼもある。
妹の長男とわたしの次男がそれをやってくれる。勝手にやっといてね、なんて冷たいこと、気持ち的にいえない。
またそのころ無事に帰れるかわからない。
帰るつもりだけど。
いろんなことを思いだし、自責の念にかられる真夜中。
きのうの夜は、どこからか、ドン、ドン、ドンと、数回、妙な音がした。窓から外を見渡したが、静かで誰もおらず、車もなく、まさに草木も眠る静けさでしかない。
いったいなんの音だったのか、謎。
誰かがなにかを叩いたとか、そんな人為的な音ではなかったけど。
泥棒とかだとこわいなとおもったのやが、
そんな音でもない。
そんななかに、娘とMAXはいたんだなとおもうと、怖かっただろうな、て。
いまは、MAXがいないから、だれかがきてもわからない。MAXに守られてたのにな、とおもう。
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娘が二歳くらいのころ。
いつも一緒にいたね。
背中におぶって、父の工場で仕事をしていた。元夫がこのころから、あまり家に帰らなくなった。わたしは泣いてばかりいた。いつも励ますようにそばにいてくれたのにね。
うちが家をたてたるからね
娘が小学生のころ、誕生日に何が入っているかはおたのしみ、と書かれた紙包みをくれたこともあった。元夫の借金に苦しみ、いつもお金に困っていたころ。そのなかには千円が折り畳まれて入ってた。おじいちゃんにもらったお年玉からわたしにくれたのだ。
ほんとうにうれしかったよ。
お金はほんとうに困ったときがあって、不本意にも使ってしまったけど、その紙包みはいまもわたしの財布のなかにある。
ようやく日々のお金には困らない程度になったのに。
娘は出ていった。
ごめんね。
BUMP OF CHICKENの車輪の歌は、見送るうた。
また涙でてきてしまった。