うえぽんの「たぬき鍋」

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さらば、球界の紳士…。

2006-02-09 22:12:11 | 野球
藤田元司さん死去、74歳…巨人で新人王・日本一監督
(gooニュースより)

藤田さんといえば、巨人軍常勝時代の名将ですな。横浜大洋弱ぇールズ…もとい、ホエールズのファンだった私としては、毎試合ボコボコにされて憎たらしいったらありゃしないチームの監督なんて顔も見たくない…はずが、藤田さんは割と好きだったんですよね。勝っても決して威張らないところとか、いつも柔らかい物腰で謙虚なところとか。ただ、そういうところから「球界の紳士」と呼ばれた藤田さんも、実は清原なんて目じゃないホンマモンの「番長」だったって、知ってました?最初に入った地元の旧制中学でケンカ沙汰がばれて隣町の学校に転校、そこでもあっという間に「顔役」にのし上がり、近くの学校の番長が殴り込みに来ると、バット片手に出て行ってことごとく返り討ちにしたんですと。それぐらいの荒くれ者だったから、地元の人間は彼がプロ入り後に「球界の紳士」と呼ばれることに「何であの腕白が『紳士』なんだ」と、どうしても納得がいかなかったそうで。そういえば、藤田さんのもう一つのあだ名は「瞬間湯沸かし器」。一旦キレたら「番長」時代さながらの恐ろしさだったそうです。
しかしまぁ、現代でこんなんやったらとっくに野球なんか出来なくなってるでしょうな…。

ここ数年は持病の心臓病などが悪化して、ほとんど姿を見せていませんでしたが、74歳はちょっと早いですね…。ご冥福をお祈りします。