昨日は、東京ドームでミルトン氏と巨人-中日戦を観戦したのだが、この日は隣接する遊園地「東京ドームシティアトラクションズ」で何やらイベントがあったらしく、ドームの外はコスプレしている人がゴロゴロいて、我々( ゜д゜)ポカーン。何とも異様な雰囲気であった。
先発は、巨人・高橋尚成、中日・山本昌という技巧派左腕対決。試合は1回表からさっそく動く。中日の先頭打者、井端弘和がレフト前ヒットで出塁すると、2番・荒木雅博の打席ですかさず盗塁。荒木がセンターフライを打つとタッチアップで三塁を陥れ、3番・福留孝介のファーストゴロの間にホームイン。中日が抜け目ない攻撃で先制点を奪った。強いチームってのは、こういうところが違うのよね。
一方の巨人は2回裏、5番・二岡智宏がライトスタンドへ5号ソロを打ち込んで1-1の同点に追いついた。両チームとも、持ち味の出た点の取り方である。
高橋尚は緩い変化球を振らせて三振を奪い、山本昌は早めのカウントから打たせて取る省エネピッチング。これまた好対照だ。
4回表、中日は2死ながらランナー2塁のチャンスを迎え、打席は7番・李炳圭。高く打ち上げた打球は平凡なライトフライで、ライトの高橋由伸が捕ってチェンジ…と思ったら、なぜか2塁ランナーの中村紀洋がスピードを緩めずにホームへ向かって駆け込んでいる。え、なんで?と思ったら、なんと高橋由が落球していたのだった。まさかのエラーで2-1と、中日が勝ち越しに成功した。
6回表には4番・タイロン・ウッズが左中間スタンド上段へ目の覚めるような16号ソロホームランをぶち込んで3-1、試合の主導権はすっかり中日のものに…!?
この時、我々は
「このペースなら8時台で終わるっしょ」
「山本昌は完投できるかも」
なんて話をしていたのだが、一方で
「こういう話になった時に限って、山本昌が打たれて延長入ったりしてね(笑)」
「確かに、そろそろもうひと山来そうな気も…」
とも話をしていた。その会話通り、7回表、1死1塁から山本昌がバントをしくじって併殺打に倒れた瞬間、試合が激しく動き始める。
その裏、巨人は制球が乱れはじめた山本昌を捕まえ、5番・二岡、6番・阿部慎之助が連打。7番・木村拓也が送りバントをきっちり決めて1死2、3塁のチャンスを掴むと、打席は9番・高橋尚の代打・矢野謙次。カウント2-2からのスクリューの失投を見逃さず、打球はセンター頭上を深々と破る同点タイムリー三塁打となった。しかし、巨人もここからもう一押しが足らず、逆転までは至らず。これが巨人には後になって響いた。
8回表、巨人のマウンドはセットアッパーの林昌範。抜群の安定感を誇る左腕だが、この日はスピードはあったものの制球が定まらなかった。先頭の2番・荒木を四球で歩かせると、続く3番・福留に右中間を深々と破られ(二塁打&送球の間に三進)、スタートを切っていた荒木が長駆ホームイン。4-3と中日に勝ち越しを許してしまうと、続く5番・森野将彦にも犠牲フライを打たれて2点差。9回には姜建銘(ジャン・チェンミン)が登板するも、途中出場の谷繁元信にライトへ2号ソロを打たれ、もはや絶望的な3点差をつけられてしまった。
逆に、中日は8回2死から岡本真也、9回からは守護神・岩瀬仁紀が登板、両人ともキッチリと抑えて6-3で勝利をものにした。
後半もつれたおかげで、試合終了は8時台どころか、9時半を回っていたのだった。
なかなか盛り上がった試合だったが、9回表に井端が打席で左膝を痛め、一塁まで走れず倒れ込んでしまった。ベンチまでは何とか自力で戻ったものの、球場を出る時にはもはや歩けなくなっていたらしい。名古屋で精密検査を受けるそうだが、少々心配である。
先発は、巨人・高橋尚成、中日・山本昌という技巧派左腕対決。試合は1回表からさっそく動く。中日の先頭打者、井端弘和がレフト前ヒットで出塁すると、2番・荒木雅博の打席ですかさず盗塁。荒木がセンターフライを打つとタッチアップで三塁を陥れ、3番・福留孝介のファーストゴロの間にホームイン。中日が抜け目ない攻撃で先制点を奪った。強いチームってのは、こういうところが違うのよね。
一方の巨人は2回裏、5番・二岡智宏がライトスタンドへ5号ソロを打ち込んで1-1の同点に追いついた。両チームとも、持ち味の出た点の取り方である。
高橋尚は緩い変化球を振らせて三振を奪い、山本昌は早めのカウントから打たせて取る省エネピッチング。これまた好対照だ。
4回表、中日は2死ながらランナー2塁のチャンスを迎え、打席は7番・李炳圭。高く打ち上げた打球は平凡なライトフライで、ライトの高橋由伸が捕ってチェンジ…と思ったら、なぜか2塁ランナーの中村紀洋がスピードを緩めずにホームへ向かって駆け込んでいる。え、なんで?と思ったら、なんと高橋由が落球していたのだった。まさかのエラーで2-1と、中日が勝ち越しに成功した。
6回表には4番・タイロン・ウッズが左中間スタンド上段へ目の覚めるような16号ソロホームランをぶち込んで3-1、試合の主導権はすっかり中日のものに…!?
この時、我々は
「このペースなら8時台で終わるっしょ」
「山本昌は完投できるかも」
なんて話をしていたのだが、一方で
「こういう話になった時に限って、山本昌が打たれて延長入ったりしてね(笑)」
「確かに、そろそろもうひと山来そうな気も…」
とも話をしていた。その会話通り、7回表、1死1塁から山本昌がバントをしくじって併殺打に倒れた瞬間、試合が激しく動き始める。
その裏、巨人は制球が乱れはじめた山本昌を捕まえ、5番・二岡、6番・阿部慎之助が連打。7番・木村拓也が送りバントをきっちり決めて1死2、3塁のチャンスを掴むと、打席は9番・高橋尚の代打・矢野謙次。カウント2-2からのスクリューの失投を見逃さず、打球はセンター頭上を深々と破る同点タイムリー三塁打となった。しかし、巨人もここからもう一押しが足らず、逆転までは至らず。これが巨人には後になって響いた。
8回表、巨人のマウンドはセットアッパーの林昌範。抜群の安定感を誇る左腕だが、この日はスピードはあったものの制球が定まらなかった。先頭の2番・荒木を四球で歩かせると、続く3番・福留に右中間を深々と破られ(二塁打&送球の間に三進)、スタートを切っていた荒木が長駆ホームイン。4-3と中日に勝ち越しを許してしまうと、続く5番・森野将彦にも犠牲フライを打たれて2点差。9回には姜建銘(ジャン・チェンミン)が登板するも、途中出場の谷繁元信にライトへ2号ソロを打たれ、もはや絶望的な3点差をつけられてしまった。
逆に、中日は8回2死から岡本真也、9回からは守護神・岩瀬仁紀が登板、両人ともキッチリと抑えて6-3で勝利をものにした。
後半もつれたおかげで、試合終了は8時台どころか、9時半を回っていたのだった。
なかなか盛り上がった試合だったが、9回表に井端が打席で左膝を痛め、一塁まで走れず倒れ込んでしまった。ベンチまでは何とか自力で戻ったものの、球場を出る時にはもはや歩けなくなっていたらしい。名古屋で精密検査を受けるそうだが、少々心配である。