母方の祖父が入院中である。病名は、胃ガン。しかも、かなり重度の。6年前にも胃ガンを患っていて胃の大半を切除しているのだが、再発してしまった。昨年夏、胆石が胆管に詰まって化膿する「化膿性閉塞性胆管炎」で緊急手術をして以来体力がガタ落ちしていたのだが、最近さらに食欲が落ちたため(ただでさえ少食なのに)診察してもらったところ、最悪の結果が出てしまった。今ではものを噛むことや飲み込むことが難しくなり、点滴と流動食で凌ぐ日々である。
父方の祖母も6年前に胃ガンで逝っている。胃の入口にガンが出来て塞がってしまったため、ものを食べたくともそこで詰まってしまい、ことあるごとにえづいて(=「オエッ」として)いた。食べることが大好きだった祖母だったから、見ていて泣きそうになった。
食べられないということは人生の楽しみの大半を奪われるようなものだ。私も、うつで「食べられない」状態を経験しているから、祖父や祖母の苦しみが少しはわかる。
私の場合は祖父や祖母とは事情が違うが、5年前に初めてひどいうつに陥ったとき、食べることがものすごい苦痛になった。腹は減っているのだが、食べることが辛くてたまらない。口を開けるのも、噛むのも、飲み込むのも疲れる。それでも、次の日の仕事などに差し支えては困るから、食べねばならない。「食べねばならない」と思うとなおさら心が沈んで食べたくなくなるという悪循環。やっとの事で食べ終えると、体はぐったりし、全身からは冷や汗が流れ、まるできつい肉体労働を終わった後のような気分である。食べるという行動はこんなにもエネルギーを要することなのか、とため息をつく。
「うつって、こうやって体力が落ちて、生きるエネルギーも消耗して、しまいにゃ耐えきれずに死ぬんだなぁ…いっそ死んじゃった方が楽かもなぁ…」と、希死念慮がモクモクと頭の中に湧き上がり、「ああ、イカンイカン!」と我に返って医者からもらった薬を飲むが、そんなものせいぜい気休めにしかならない。
起きているとロクな考えが出ないので床につくが、寝るのもまた体力が要るということに気付かされるのは翌朝だ。疲れが全然取れていないのである。むしろ寝る前より疲れているのではないかとさえ思う。食事の後と同様、体から冷や汗が出ている。頭も痛いし気分も悪い。うつは朝が一番強い症状が出やすい病気であるが、まさにそのとおりで何もかもがイヤになる。毎日これの繰り返し。マーフィーの法則で「終わりのない恐怖より、恐怖の結末のほうがましだ。」という一文があるが、それこそ恐怖の結末でもいいからこの苦しみが終わってくれないものかと毎日祈っていたのである。結局は会社を辞めてこの苦しみは一応の結末を見たのだが、最終勤務が終わってから一ヶ月間はほとんど寝たきりの「リハビリ期間」で、普通にものが食べられるようになるまで回復するのには相当な時間がかかった。
今もうつではあるが、食べることに関しては今のところ障害がないのが救いといえば救いである。おミヤさんも食欲不振だということだが、「じゃがりこ」と酒が主食だという話を人づてに聞いたことがある。人の心配している場合じゃないが、それはいくらなんでもヤバいぞ!
父方の祖母も6年前に胃ガンで逝っている。胃の入口にガンが出来て塞がってしまったため、ものを食べたくともそこで詰まってしまい、ことあるごとにえづいて(=「オエッ」として)いた。食べることが大好きだった祖母だったから、見ていて泣きそうになった。
食べられないということは人生の楽しみの大半を奪われるようなものだ。私も、うつで「食べられない」状態を経験しているから、祖父や祖母の苦しみが少しはわかる。
私の場合は祖父や祖母とは事情が違うが、5年前に初めてひどいうつに陥ったとき、食べることがものすごい苦痛になった。腹は減っているのだが、食べることが辛くてたまらない。口を開けるのも、噛むのも、飲み込むのも疲れる。それでも、次の日の仕事などに差し支えては困るから、食べねばならない。「食べねばならない」と思うとなおさら心が沈んで食べたくなくなるという悪循環。やっとの事で食べ終えると、体はぐったりし、全身からは冷や汗が流れ、まるできつい肉体労働を終わった後のような気分である。食べるという行動はこんなにもエネルギーを要することなのか、とため息をつく。
「うつって、こうやって体力が落ちて、生きるエネルギーも消耗して、しまいにゃ耐えきれずに死ぬんだなぁ…いっそ死んじゃった方が楽かもなぁ…」と、希死念慮がモクモクと頭の中に湧き上がり、「ああ、イカンイカン!」と我に返って医者からもらった薬を飲むが、そんなものせいぜい気休めにしかならない。
起きているとロクな考えが出ないので床につくが、寝るのもまた体力が要るということに気付かされるのは翌朝だ。疲れが全然取れていないのである。むしろ寝る前より疲れているのではないかとさえ思う。食事の後と同様、体から冷や汗が出ている。頭も痛いし気分も悪い。うつは朝が一番強い症状が出やすい病気であるが、まさにそのとおりで何もかもがイヤになる。毎日これの繰り返し。マーフィーの法則で「終わりのない恐怖より、恐怖の結末のほうがましだ。」という一文があるが、それこそ恐怖の結末でもいいからこの苦しみが終わってくれないものかと毎日祈っていたのである。結局は会社を辞めてこの苦しみは一応の結末を見たのだが、最終勤務が終わってから一ヶ月間はほとんど寝たきりの「リハビリ期間」で、普通にものが食べられるようになるまで回復するのには相当な時間がかかった。
今もうつではあるが、食べることに関しては今のところ障害がないのが救いといえば救いである。おミヤさんも食欲不振だということだが、「じゃがりこ」と酒が主食だという話を人づてに聞いたことがある。人の心配している場合じゃないが、それはいくらなんでもヤバいぞ!
ちなみに私はお米大好き人間で、1日に1回はお米を食べないと気が済まないんです。やっぱ、日本人はお米ですよね!
ホントにねぇ、同じうつ持ち&友人として、大丈夫なのかと心配で心配で。
でもこの前は普通にメシ食ったという話をしていたので、ちょっと安心しましたが。
やはり日本人なら米とみそ汁が基本でしょう。
でも朝は昔からパン食なの(爆)。
と、信じているんですが。。。。。
お米、好きです~。でも、我が家も朝はパン食。朝はコーヒー飲まないと起きないんですよ。私の頭・・・
私の場合はヘタに隠すと余計うつがおかしくなるのと、基本的に隠し事をしても顔や態度にすぐ出てしまう人間なので(笑)、こうしておおっぴらにしております…。
ウチは朝はパンに紅茶ですね。私はコーヒーでもOKなんですが、母がコーヒー飲めないもので。コーヒー飲んで気分が悪くなって、丸一日寝込む人間を、私は母の他に知りません。
そ、そういう問題じゃねぇー!最近こういうニュースが出回ってるんだぞ~。
世界保健機関(WHO)と食糧農業機関(FAO)の合同専門委員会は、ポテトチップスやフライドポテトなど高温で調理された食品に含まれる化学物質アクリルアミドについて、「健康に有害な恐れがあるかもしれず、食品含有量を低減すべきだ」との勧告を出した。(読売新聞HPより)
もう、一応医者の娘なんだから、しっかりしてよおミヤさーん!