大学のゼミ仲間である雛殿下さんの一家は辛いものが好きらしく、この前はダンナさんが
ハバネロカレー<激辛>
なんてのを食べたそうな。雛殿下さん本人も一口分けてもらって食べたが、辛いというより痛かった…らしい。
その話を聞いて思いだしたのが、高校時代に起きた「とび辛スパイス事件」である。
高校2年になった頃、駅と高校との間にある商店街にココイチが出来た。我々は何かといえば友人たちとここで昼飯を食べていたものである。友人・あきけんは1300gカレーに何度も挑戦しては挫折し、とうとうクリアすることが出来ないまま卒業してしまったっけ。あきけんはあのころから無謀な男だった(爆)。
それはともかく、ココイチではトッピングや辛さの調節が自由自在に出来た。それが我々が飽きずに通った理由なのだが、ある時「とび辛スパイスをそのまま飲んだらどれぐらいまで耐えられるか」という非常にくだらない疑問がみんなの間に湧いたのである。高校生にありがちな「アホな限界への挑戦欲」というヤツだ。
現在のとび辛スパイスはビンで売っているようだが、当時は1人前の小さなパック(液体)で、1パック=1辛に相当したという記憶がある。
どういういきさつかは忘れたのだが、なぜか私が実験台になった。用意されたとび辛スパイスは10本…てことは、10辛である。友人たちの視線が集中する。今さら後には引けない。私はパックの封を切り、次々に胃へと流し込んだ。
「うえぽんすげーなぁ!」
「大丈夫かオイ」
「うわー、見てるだけで気持ち悪い…」
私もツラかったが、こういうのは途中で止めてはダメである。勢いに任せて一気にやらねば、見ている方だって面白くない。今思い返すと、潜在する「芸人根性」に火が点いて、半ば快感に浸っていたような気がする。
あっという間に10本全てを飲み干した。どーだ、まいったかキミタチ!という気分。でも、最初は「大したことないじゃん」と思っていた辛さが徐々に強まって、舌が辛いと言うより痛い!しかも口の中がアブラっぽい!おまけに、スパイスの香りが胃から立ちぼって鼻に達し、1週間ほど抜けなかった。しばらく腹具合も悪かった。当然、後悔の日々。しばらくはココイチの前を通るのもツラかったなぁ。
「その場の勢いでムチャすると、後が怖い。」ということを学んだのであった。
ハバネロカレー<激辛>
なんてのを食べたそうな。雛殿下さん本人も一口分けてもらって食べたが、辛いというより痛かった…らしい。
その話を聞いて思いだしたのが、高校時代に起きた「とび辛スパイス事件」である。
高校2年になった頃、駅と高校との間にある商店街にココイチが出来た。我々は何かといえば友人たちとここで昼飯を食べていたものである。友人・あきけんは1300gカレーに何度も挑戦しては挫折し、とうとうクリアすることが出来ないまま卒業してしまったっけ。あきけんはあのころから無謀な男だった(爆)。
それはともかく、ココイチではトッピングや辛さの調節が自由自在に出来た。それが我々が飽きずに通った理由なのだが、ある時「とび辛スパイスをそのまま飲んだらどれぐらいまで耐えられるか」という非常にくだらない疑問がみんなの間に湧いたのである。高校生にありがちな「アホな限界への挑戦欲」というヤツだ。
現在のとび辛スパイスはビンで売っているようだが、当時は1人前の小さなパック(液体)で、1パック=1辛に相当したという記憶がある。
どういういきさつかは忘れたのだが、なぜか私が実験台になった。用意されたとび辛スパイスは10本…てことは、10辛である。友人たちの視線が集中する。今さら後には引けない。私はパックの封を切り、次々に胃へと流し込んだ。
「うえぽんすげーなぁ!」
「大丈夫かオイ」
「うわー、見てるだけで気持ち悪い…」
私もツラかったが、こういうのは途中で止めてはダメである。勢いに任せて一気にやらねば、見ている方だって面白くない。今思い返すと、潜在する「芸人根性」に火が点いて、半ば快感に浸っていたような気がする。
あっという間に10本全てを飲み干した。どーだ、まいったかキミタチ!という気分。でも、最初は「大したことないじゃん」と思っていた辛さが徐々に強まって、舌が辛いと言うより痛い!しかも口の中がアブラっぽい!おまけに、スパイスの香りが胃から立ちぼって鼻に達し、1週間ほど抜けなかった。しばらく腹具合も悪かった。当然、後悔の日々。しばらくはココイチの前を通るのもツラかったなぁ。
「その場の勢いでムチャすると、後が怖い。」ということを学んだのであった。
「若さとは、バカさだ!」
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