うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

「ラッシャー板前」と「『よっしゃー!』言うてまう」。

2006-03-01 18:58:21 | 野球
※昨晩は突然の「発作」に襲われた私ですが、今日一日薬飲んでおとなしくしてたのでなんとか治まりました…あ~やだやだ。いつになったら治るんだろうね、まったくもう!てなわけで、気を取り直してまいりましょう。

ハム八木、バレバレの欠点発覚
(日刊スポーツHPより)

北海道日本ハムの新人・八木智哉投手。スピード豊かな速球と多彩な変化球を武器に開幕ローテ入りも期待されるサウスポーなのだが、ここへ来てとんでもない欠点が発覚!それは…

投げる時に球種がバレる。

これは投手としては非常にヤバイ!いくら力のある投手でも、投げる球種がバレたんじゃ威力半減である。どうしてバレるのかしら?フォームの途中で握りが打者に見えちゃうから?腕の振り方が球種によって変わっちゃうから?でもヘンだな、そういう欠点は入団前からわかりそうなものだが、ドラフトのサイトなんかではみんな八木をべた褒めで、フォームの欠点の話は誰もしてなかったし…と思っていたら、意外な真相が判明した。

彼は、直球を投げる時だけ「っしゃー!」(よっしゃー)と叫び声が出てしまうのだそうだ。
先月27日に、韓国プロ野球・サムソンライオンズとの練習試合で3回から登板したのだが、先頭打者に「っしゃー!」と叫びながら投げた直球はものの見事にレフトスタンドにぶち込まれてしまい、1回1/3を投げて6安打6失点と散々な出来。まぁ、サムソン側はこのクセをおそらく知らないだろうから、打たれたのが全て「っしゃー!」のせいではないとは思うが、それにしても大きな課題が見つかってしまった。
本人は「力が入ると自然と出てしまう。でも、声が出ないときより、出たときの方が調子がいいんです…」と困惑気味。果たして開幕までに修正は出来るのか!?


そういえばその昔、同じようなピッチャーを生で見たことがある。その男の名は、三野勝大(みのかつひろ)。1993(平成5)年のドラフト1位で東北福祉大から巨人に入団した本格派投手である。しかし、プロの世界ではなかなか芽が出ず、1999(平成11)年に横浜へトレードでやってきた。私が、ある時二軍の試合(対西武戦)を見に西武第二球場を訪れた時、投げていたのが彼である。プロ入り当初はオーソドックスなオーバースローだったが、サイドハンドに転向していた。マウンド上に仁王立ちし、必死の形相で投げる三野。何度も「よいしょぉ!」と叫びながら投げていた。二軍戦は観客が少ないから、ベンチのヤジやグラウンドの選手たちの声がよく通る。球場中に三野の「よいしょぉ!」がこだました。
実際やってみるとわかるのだが、「よいしょ」と叫びながら投げるってのは、意外と難しい。力が入らない。「器用だなぁ(笑)。でも、必死で頑張ってるなぁ」と、私は感動を覚え、帰宅後に横浜ファンの集う掲示板にこのことを書いた。すると、返ってきたレスは意外なものだった。

「三野はね、スライダーを投げる時だけ『よいしょ』って叫ぶクセがあって、球種がバレバレなの。あれを直さないと一軍はムリ!」

そうだったのか…。そういえば、それなりに抑えてたけど場外ホームランを一発食らってたなぁ。あれはスライダーだったかどうか忘れたけど、球種がバレてて読まれたから打たれたのか。私が感動したアレは、投手としての致命的欠点だったんだねorz
三野は、結局その後もあまりパッとせず、翌年限りで現役を退いた…。


八木くん!三野みたいになりたくなかったら即刻そのクセは直すように!!


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