ひと筆めぐり 【新発見・再発見・摩訶不思議・唯一無二】への楽しみ…

地域に息づく歴史のひと幕にふれ、…遥かなる往時に思いを馳せる

篠山街道の温故知新(其の②)

2018-03-11 | 街道
厨子二階(つしにかい)
篠山街道(山陰街道)はどこを歩いても新しい発見でいっぱいだ。150年前に…タイムスリップできる。江戸中期頃~明治の中頃迄の家屋の佇まいが、古い建築様式が今に残る。

当時の庶民の家は平屋造りか「厨子二階(つしにかい)」が多かった。ここは参勤交代の諸大名が通った古道である。町人が武士を見下げる事がないように幕府の定めがあったのかも?。今でいう建築法である。「厨子二階」には通常「虫籠窓(むしこまど)」という窓を付け、明り取りをするのが京家屋の特徴である。用途は主に物置として又使用人の寝泊まりに使われていたようです。
(写真は南丹市園部町南八田)

駒寄せ(こまよせ)

昔の篠山道は、京都から埴生の宿場を経由して、篠山へ向かう主街道で宿場町として栄えていた。当時の京町家・宿場の雰囲気が残っている「駒寄せ」に目が止まる。「駒寄せとは」馬の手綱をくくりつける。又人馬の侵入を防ぐためのもの…諸説あり。外観に威厳と格調が感じられる。街道筋でないとみられない!
(写真は南丹市園部町埴生)





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。