ひと筆めぐり 【新発見・再発見・摩訶不思議・唯一無二】への楽しみ…

地域に息づく歴史のひと幕にふれ、…遥かなる往時に思いを馳せる

明智光秀方の五輪塔

2018-03-09 | 歴史

明智光秀方の供養塔

園部町南八田は豊かな文化財と自然が残っている。ここ「曹源寺」に明智光秀方の供養搭(五輪塔)があることは、…あまり知られていない?

天正三年(1575)頃、織田信長の家臣〝明智光秀〟の武将がいた。主君信長に丹波平定の命を受け進撃を始めた。しかしここには丹波各地域を支配する土豪波多野氏(八上城)、荻野直正(黒井城)、内藤氏(八木城)がいる。在地土豪たちの抵抗は激しく、戦いは一進一退を繰り返す。その戦いの一つが園部町南八田と言われている。光秀軍も亀山城へ総退去をする状況にもなる。…攻撃と和解を繰り返し天正8年(1580)、波多野秀治の籠城する八上城(篠山市)が落城する。ここまで5~6年歳月を要している。 

又、丹波平定の為に、光秀が軍事的拠点として整備したのが亀山城で、「亀山惣掘普請(かめやまそうほりふしん)」の城とも呼ばれている。

所在地:【南丹市園部町南八田 満流山曹源寺】

 

 

 

 

 

 



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