この写真、再三掲載します。
休耕田の話題です。
写真中央が私の遠隔地農場です。
耕運機が故障し、鍬一本で「丹波の黒豆」の
畑を耕しました。
例年より1ケ月ほど早い、種まきを終えました。
写真の右下の田圃、地元の専業農家の所有地です。
ペンペン草が生え放題で如何したのか?心配してました。
野良仕事に出掛けた折、久しぶりにこの所有者とお会いしました。
この方、下田さんと言います。
戦国時代、箕輪城主長野氏に仕え、家老職を担った家柄です。
私が野良仕事を趣味で始めた頃からの知人です。
昨年暮れ、投薬の後遺症で心臓病を患い、入院。
その後退院したが、専業農業の継続については家族が反対。
その結果、休耕田に至る。
身近なところで、専業農家が一つ消えかけている。
農業だけでは生計が成り立たない現状が、後継者問題を深刻化させている。
農業法人化?
区画整理された田圃しか受け付けない仕組み?
休耕田は雑草軍団の住処
役所から年2回の草刈り指示が下る。
農地は農業振興区域外です。
これから、市街地宅地並み課税が心配です。
隣接の有料介護施設から駐車場利用の申し出があるようです。
借りる側は出来る限り安い賃料で、これが基本です。
土地だけの提供で、駐車場整備費を借りる側負担では
複雑な問題が多く含まれます。
農地転用許可も必要です。
当然固定資産税、都市計画税も重く伸し掛かります。
それ相当の賃料設定に配慮された申出でしょうか?
今まで専業農家一筋で来た者にとって、分からない事だらけです。
地元、農業協同組合の相談窓口に出向くことを、アドバイスした。
写真の右上の田圃、昨年まで私が借りていた所です。
今年から元の借主、桜井さんが耕すことになりました。
休耕田にならずに済みました。
写真の左上の田圃、鹿浦さん、私と同年配です。
田圃の耕作が進んでおります。
もう直ぐ、カエルの合唱が聞こえるでしょう。
永田町界隈で考えている農業振興策には
地元農業専業者のことは、殆ど反映されてないのが実態です。
この趣味の世界、何時まで続くことやら?