国立劇場大劇場で開催している3月歌舞伎公演に招待された。
全て家内がお膳立てしてくれたものです。
映画やテレビの映像で歌舞伎の場面を見る機会はあったが
劇場での歌舞伎鑑賞は古希を迎えるまで、縁遠い存在でした。
興味が有る無しの問題ではありません。
歌舞伎そのものが高嶺の花的存在で、近付き難い存在だったことは間違いありません。
高度経済成長時代、我武者羅に働き続け、
伝統芸能に目を向けるゆとりすら無かった時代を生きてきました。
今思うと、何て心にゆとりのない人生だったのだろう、と後悔の念が沸き起こります。
そんな心境を抱えながら、家内と一緒に歌舞伎鑑賞に出かけます。
国立劇場3月歌舞伎公演の演目は
「増補忠臣蔵」
「梅雨小袖昔八丈」
家内は歌舞伎の大ファンです。
演目を見ただけで、歌舞伎の解説が始まります。
それを、うわの空で聞き流すのも苦労の一つです。
さて、歌舞伎演技の初鑑賞は如何なものになるのだろう?
ここまでは、歌舞伎鑑賞に出かけるまでのこと。
・・・・・
初めての歌舞伎公演の鑑賞です。
歌舞伎独特の節回し。
中々、馴染めません。
家内が、初心者向けにイヤホンガイド機器を借り受けてきました。
それでも、所どころ居眠りしていることが多かった。
芝居のストーリーが途切れ途切れのあり様です。
国立劇場の観客席は歌舞伎ファンで超満員。
歌舞伎演目の休憩時間帯の昼食、幕の内弁当
幕間の甘味処での、ソフトクリーム餡蜜
今日の歌舞伎公演での最も印象に残ったことです。
そして、公演終了後のひと時を
劇場近くのサンマルクカフェで
「デニブラン贅沢ショコラ」とコーヒー
「歌舞伎公演の初鑑賞の感想は?」
「とてもおいしかった。」
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