本日、市役所へ特別養子縁組の届出を行いました。
家庭裁判所からの審判確定書、養子となる娘の戸籍謄本を添付して提出しました。
受理書をもらうのに時間を要するということなので明日取りに行くことにしました。
振り返れば、3年前の3月頃に「子どもが欲しい」と思い立ち、里親登録、養親研修を受け、養親への道を歩き始めました。
家庭養護促進協会からの厳しい面接を受け、心が折れそうになったのは2年程前になります。
娘と初めて出会った日のことは忘れません。
楽しくて浮かれていた引き取りまでの実習期間と引き取ってからの怒涛の日々・・・
娘の試し行動のこちらも疲弊し、妻はダウン・・・
コロナ禍の中、仕事と子育ての両立に苦労しました。
娘を里子として委託してから半年の試験養育期間を終え、家庭裁判所に特別養子縁組を申し立てたのは、2020年12月だったかと。
コロナ禍の影響や民法改正の影響で特別養子縁組の審判が進むスピードが遅かったこともあり、2021年12月頃に調査官との面談や家庭訪問を受けました。
そして、新年を迎えて、特別養子縁組が認められました。
長かった日々を振り返ると目頭が熱くなります。
戸籍が変わるだけで、生活自体は変わらないのですが、今日が新しい中野家のスタートです。
正真正銘の3人家族となりました。
明日は娘も連れて、家族3人で市役所へ行き、受理書を受け取ります。
この後、児童手当や健康保険、銀行口座など色々と事務手続きはあります。
里親委託も解除されますし、里親手当はもらえなくなります。
お金のことはええのですが・・・
さぁ、気持ちを引き締めて、仕事も家庭も大切にしたいと思います。