養親研修3回目は、家庭養護促進協会のレジェンドである岩崎先生の講義でした。
養子となる子どもの内面を中心に養子を迎える過程についての流れに沿って話を聞きました。
その中でも『試し行動』については時間を要して話をして下さりました。
子どもが新しい生活環境や養親に慣れていく中で起こす行動です。
生きていくために必要な行動であり、それは全力で起こす行動です。
養親は全力で向き合い、親子関係を築き上げていかなくてはいけません。
過食、強い拒否、親が嫌がる行動をワザと行うなど起こす行動は様々なようです。
子どもを迎え入れてから約半年間は起こり続けると言われていました。
後から振り返れば「半年間」と思えますが、その渦中にいる時には長いトンネルに入ったようになるのではないかと想像します。
我々夫婦に乗り越える事が出来るのでしょうか。
不安は大きいですが、私にできることを行いながら、夫婦で協力していくのみではないかと思います。
今回の養親研修には15組ほどの夫婦が参加されており、色々な夫婦がいる事を知りました。
そして、同じように不妊治療を終え、子どもを育てる事を求めている夫婦が多い事も知りました。
「子どもが欲しい」というエゴからスタートする事が多いかと思いますが、養親になるということについて知れば知るほど、不安は強くなります。
40代半ばに差しかかろうとしている自分達の体力と精神力が持つのだろうか・・・
一般的な子育てよりも難しい面があると言われる養子育てに向き合えるのだろうか・・・
今回の養親研修の中で勧められた書籍も読み進めていますが、そこには養子で育った当事者が語る『喪失感』について書かれていました。
実母を失った喪失感は何にも変えられないということです。
産まれてすぐに実母を失った赤子が持つ喪失感の大きさについて考えさせられるものでした。
同じような喪失感を持って生きる子どもを育てることの難しさ・・・
正直なところ、なかなか想像できません。
我々夫婦にも「子どもができなかった」という喪失感はあります。
しかし、養子が持つ喪失感は『受けられるはずだった母性』の喪失です。
本能的に求める母性を失う事は、壮大な不安感ではないかと想像します。
「子どもが欲しい」という気持ちには変わりありませんし、養親研修で学んだ事で後ろ向きになった訳でもありません。
ただ、養子を迎えるという事について、自分達の気持ちのギアを数段階上げる必要がある事は感じました。
これからも学びながら、養親になれるように成長していきたいと思います。
養子となる子どもの内面を中心に養子を迎える過程についての流れに沿って話を聞きました。
その中でも『試し行動』については時間を要して話をして下さりました。
子どもが新しい生活環境や養親に慣れていく中で起こす行動です。
生きていくために必要な行動であり、それは全力で起こす行動です。
養親は全力で向き合い、親子関係を築き上げていかなくてはいけません。
過食、強い拒否、親が嫌がる行動をワザと行うなど起こす行動は様々なようです。
子どもを迎え入れてから約半年間は起こり続けると言われていました。
後から振り返れば「半年間」と思えますが、その渦中にいる時には長いトンネルに入ったようになるのではないかと想像します。
我々夫婦に乗り越える事が出来るのでしょうか。
不安は大きいですが、私にできることを行いながら、夫婦で協力していくのみではないかと思います。
今回の養親研修には15組ほどの夫婦が参加されており、色々な夫婦がいる事を知りました。
そして、同じように不妊治療を終え、子どもを育てる事を求めている夫婦が多い事も知りました。
「子どもが欲しい」というエゴからスタートする事が多いかと思いますが、養親になるということについて知れば知るほど、不安は強くなります。
40代半ばに差しかかろうとしている自分達の体力と精神力が持つのだろうか・・・
一般的な子育てよりも難しい面があると言われる養子育てに向き合えるのだろうか・・・
今回の養親研修の中で勧められた書籍も読み進めていますが、そこには養子で育った当事者が語る『喪失感』について書かれていました。
実母を失った喪失感は何にも変えられないということです。
産まれてすぐに実母を失った赤子が持つ喪失感の大きさについて考えさせられるものでした。
同じような喪失感を持って生きる子どもを育てることの難しさ・・・
正直なところ、なかなか想像できません。
我々夫婦にも「子どもができなかった」という喪失感はあります。
しかし、養子が持つ喪失感は『受けられるはずだった母性』の喪失です。
本能的に求める母性を失う事は、壮大な不安感ではないかと想像します。
「子どもが欲しい」という気持ちには変わりありませんし、養親研修で学んだ事で後ろ向きになった訳でもありません。
ただ、養子を迎えるという事について、自分達の気持ちのギアを数段階上げる必要がある事は感じました。
これからも学びながら、養親になれるように成長していきたいと思います。