ウホウホにっき

大好きなガイドヘルプの仕事をするため城陽で起業し、40男の生き方を模索中。旅行とグルメが生き甲斐!

養親研修3回目

2019-09-28 07:38:34 | 里親活動
養親研修3回目は、家庭養護促進協会のレジェンドである岩崎先生の講義でした。


養子となる子どもの内面を中心に養子を迎える過程についての流れに沿って話を聞きました。
その中でも『試し行動』については時間を要して話をして下さりました。


子どもが新しい生活環境や養親に慣れていく中で起こす行動です。
生きていくために必要な行動であり、それは全力で起こす行動です。
養親は全力で向き合い、親子関係を築き上げていかなくてはいけません。


過食、強い拒否、親が嫌がる行動をワザと行うなど起こす行動は様々なようです。
子どもを迎え入れてから約半年間は起こり続けると言われていました。


後から振り返れば「半年間」と思えますが、その渦中にいる時には長いトンネルに入ったようになるのではないかと想像します。
我々夫婦に乗り越える事が出来るのでしょうか。
不安は大きいですが、私にできることを行いながら、夫婦で協力していくのみではないかと思います。


今回の養親研修には15組ほどの夫婦が参加されており、色々な夫婦がいる事を知りました。
そして、同じように不妊治療を終え、子どもを育てる事を求めている夫婦が多い事も知りました。


「子どもが欲しい」というエゴからスタートする事が多いかと思いますが、養親になるということについて知れば知るほど、不安は強くなります。
40代半ばに差しかかろうとしている自分達の体力と精神力が持つのだろうか・・・
一般的な子育てよりも難しい面があると言われる養子育てに向き合えるのだろうか・・・


今回の養親研修の中で勧められた書籍も読み進めていますが、そこには養子で育った当事者が語る『喪失感』について書かれていました。
実母を失った喪失感は何にも変えられないということです。


産まれてすぐに実母を失った赤子が持つ喪失感の大きさについて考えさせられるものでした。
同じような喪失感を持って生きる子どもを育てることの難しさ・・・
正直なところ、なかなか想像できません。


我々夫婦にも「子どもができなかった」という喪失感はあります。
しかし、養子が持つ喪失感は『受けられるはずだった母性』の喪失です。
本能的に求める母性を失う事は、壮大な不安感ではないかと想像します。




「子どもが欲しい」という気持ちには変わりありませんし、養親研修で学んだ事で後ろ向きになった訳でもありません。
ただ、養子を迎えるという事について、自分達の気持ちのギアを数段階上げる必要がある事は感じました。


これからも学びながら、養親になれるように成長していきたいと思います。


養子を迎えることについて考えていくうちに

2019-09-15 14:06:46 | 里親活動
今年の3月末に「養子を迎えたい」という私の思いを妻に伝えた事により始まった養親活動も半年が過ぎました。
この半年間で我々夫婦は大きく変わりました。


児童相談所へ足を運び、里親研修を受けました。
8月には児童養護施設への実習も済ませました。


7月に大阪にある家庭養護促進協会へ足を運び、本格的に養親活動がスタートしました。
「この子を迎えたい」という女の子が見つかり、申し込みをしています。
申し込みという言い方が良いのかどうかは分かりませんが・・・




9月は養親研修を受けています。
また、書籍も購入して養子縁組とは何かという概論から学んでいるところです。


『試し行動』『真実告知』『ルーツ探し』など養親活動をする中で対面する出来事についても学びを深めているところです。
子どもの立場に立って考えた時、産みの母、育ての母の存在を自分の中にどのように受け入れていくかは人生の一大事です。
私には想像ができません。


自分には想像ができないようなことを、我が子と引き取る娘に課すのかと思うと胸が締め付けられます。


子どもに罪はないです。
負わされている十字架の重さを少しでも軽くできるよう、養親として力を尽くしたいと思うだけです。




「子どもが欲しい」というエゴから始まった養親活動ですが、進めば進むほど深くなります。


来年の今頃、私はどんな生活を送っているのでしょうか。
迷いながら前向きに暮らせることを願っています。


養親研修 2回目

2019-09-14 23:11:36 | 里親活動
先週土曜日から始まった養親研修の2回目がありました。
本日はグループワークとロールプレイ中心でした。


私たち夫婦と同じように養親になりたい夫婦が参加されているので、交流や情報交換もできました。


養子を迎えるにあたり『楽しみにしていること』と『不安に思うこと』について話し合いました。
私のグループでは、楽しみにしていることは沢山出ました。
自分達の趣味(キャンプなど)を一緒にしたいというような楽しみが沢山出ました。
子ども中心の生活に憧れるというものも。


不安な事としては、子どもの試し行動をどこまで受け入れるかという事が中心でした。
しつけについても・・・


養子を迎えるにあたり、必ず通るのが『試し行動』と言われています。
数ヶ月に渡る行動に対応できるのか・・・


親子関係を築くことができるのか・・・


考えれば不安は強くなりますが、一つ一つクリアしていきたいと思います。




ロールプレイでは、真実告知、近所や親戚への報告の練習をしました。
子どもに養子である事を伝える真実告知は大切で難しい事です。


しどろもどろとなりながらのロールプレイでした。
真実告知をする事の意義や子どもの気持ちなどについて学びました。


近所や親族への報告についても、伝える工夫について考えさせられました。
周囲の理解も必要ですし、伝え方は大切です。


色々と考えさせられた養親研修2回目となりました。


いよいよ来週は最終回となります。
少しずつ、養親になれるように頑張りたいと思います。


養親研修

2019-09-07 22:44:51 | 里親活動
本日の午後、大阪家庭養護促進協会の養親研修を受講しました。
全3回研修の初回となります。


既に養子を迎えられている夫妻からの体験談を聞くという内容でした。
後半は特別養子縁組についての法手続き等の説明もありましたが・・・


印象に残ったのは先輩養父母さんの話です。


夫婦のコントラストがうちの夫婦に似ており、養父さんの言葉を聞くと、「あ~、僕も言いそう」と共感してしまいました。


実際に子どもを迎えた後の苦労などは生々しく、僕ら夫婦に更なる決意を求めるような内容となりました。
子どもを迎えてからの半年間が勝負かと。


この期間に心を折らず、夫婦で協力して頑張りたいと思います。


来年の今頃、僕は何をしているのかなぁ。


家庭養護促進協会 面接

2019-09-03 13:28:15 | 里親活動
本日の午前中、大阪家庭養護促進協会の面接がありました。


養子を迎えるにあたっての面接です。
夫婦で一回、妻と私が別々に一回ずつ面接を受けました。
この後も必要であれば面接があるとのこと。


普段の仕事では採用面接などを行う立場ですが、面接を受ける立場というのは新鮮です。
元々、話すのが得意ではない上に饒舌になると不適切な言葉を使う傾向がある私ですので心配です。


夫婦間の関係や子育てを始めるにあたっての不安点など話を聞かれました。
私の親についての話もあり、父と母について思い出しながら話しました。




結果はどうでしょう。
私の人間性というのは伝わり難いので心配です。