ウホウホにっき

大好きなガイドヘルプの仕事をするため城陽で起業し、40男の生き方を模索中。旅行とグルメが生き甲斐!

制度を正しく使う事の意味

2014-01-17 22:33:24 | 仕事でのこと
「支援学校まで迎えに行っていただく事はできませんか?」
とある利用者の保護者の方から依頼がありました。

支援学校の放課後支援の件です。


いつもは支援学校の送迎バスに乗って帰られます。
放課後に移動支援を利用される場合は、バス停にヘルパーが迎えに行く事になっていますが、この依頼を聞くと、「バスに乗れない日があるという事」でした。

知的障がいで自閉症のお子さんで、割と繊細な面がある方です。
学校生活の中で急な変更などの対応が苦手で、不登校に至られた事も・・・

登校のバス内でも苦手な生徒さんがおられるようで、その子が乗車する日はバスに乗れないとか・・・
普段はバスに乗れない日は、親御さんが学校まで迎えに行っておられます。

「学校まで迎えにきて欲しい」と依頼を受けた日は、親御さんが用事で迎えに行けない日のようです。



なるほど。
「それでは、ヘルパーが学校まで迎えに行きましょう」とはなりません。

その理由は、城陽市の移動支援は学校への迎えを認めていません。
制度上、学校迎えで移動支援の利用ができないのです。


しかし、実際は・・・
学校にはヘルパー事業所の送迎車が数珠つなぎで、ヘルパーもたくさん迎えに行っているようです。
その事業所のやっているのは、どんな制度に基づいているのか、独自の事業なのか、ボランティアなのか??

制度では認められていないものの、実際はどこの事業所も行っていて、役所も見てみない振りをしているようです。


これって、どうなんでしょうか?
利用者にとっては使いやすくて良いかもしれませんが。


問題は『移動支援が学校迎えに使えない』ということ。
実際は学校迎えのニーズは多いのに、制度が実状にあっていない事なのではないでしょうか?

やむを得ない事情によりバスに乗れない生徒は多くいると思います。
その生徒への配慮は学校がすべき事だとは思いますが、実際には手が回っていません。

結果として、困っているのは生徒本人と家族ではないでしょうか?
もしかすると学校側も困っているのでは。


このような課題をうやむやにせず、表面化すべきではないでしょうか?

私はそのように思い、利用者からの相談の内容、事情について市の福祉課に伝え、相談しました。
こういうケースに今後、どう対応するのか?
城陽市はどのように考えるのか?


協議する事、約10分。

このケースは特例で移動支援の利用が認められました。
書面で事情等を報告するようにしました。


私は、制度は正しく利用し、使いにくい点は行政と協議しながら対応していくべきだと思っています。
移動支援等は公的サービスですので、制度の内容を事業所が勝手に解釈し、流用してしまう事には懸念を抱いています。

利用者側にも『制度の問題点』を意識してもらう機会を失ってしまうからです。


個人のニーズから、地域を変えていけるように、私は行政と協力しながら支援業務を進めていきたいと思います。


疲れた支援者と問題行動

2014-01-13 09:44:16 | インポート



よく晴れた冬の寒い日に温泉へと出かけます。
ガイドヘルプの仕事です。




利用者さんは、とあるケアホーム入居者の方。
知的障がい・自閉症の方です。


こだわりが強い方で、ホーム内で気になるものを見つけては取ってきて集めたり、捨てたり、食べたり・・・
ホームスタッフの頭を悩ませておられるようです。


服装についても、一度、自分で着た服装を変えることは難しいようで・・・
最高気温6℃程の寒い日に長袖Tシャツと薄手のベストで登場されました。


ヘルパーの私からホームスタッフに「上着はないですか?」と尋ねたところ・・・
「上着は拒否されたので、これで仕方ないです」とのこと。


いやいや、寒いやん!
温泉へ行くので、帰りは湯冷めするし。




『本人の責任』とまでは言われないものの、「仕方ない」と言わんばかりの雰囲気。
このまま出るわけには行かないので、私が上着を預かり、出発。


私が上着を預かる時も、本人さんは「着ない」と抵抗されていました。
しかし、ホームから出て、すぐに私から上着を着るよう伝えると抵抗なく着用されました。




一件落着。






しかし、私は不安に思いました。
ホーム内でのこだわり行動が強い為か、支援者であるホームスタッフに疲れと諦めの雰囲気が感じられました。
ホームスタッフは夜の生活を毎日支えられています。


生活基盤を支えてくれています。


限られた空間で、密接に接するため、本人との関係性は深まりますが、煮詰まる事もあるのではないでしょうか?


本人さんが起こす問題行動に対処し続けるスタッフ。
「何を言っても聞いてもらえない」
「難しい人、困った人」
こうして、スタッフは疲れていくのかもしれません。






一般的に自閉症の方への適切な支援方法としては、視覚的に伝える、気になる刺激等を調整、時間や空間情報を整理するなどの構造化を用いた方法があります。
このホームでは、まだまだ改善できる部分があるかと思います。




本人さんの快適な生活環境を守るため、支援者の疲弊を防ぐため、何か力になれないかと感じました。


ちなみに、我々の外出支援中に問題行動が見られた事はありません。
お出かけがストレス発散になられているからかと思いますが、我々は支援方法の工夫をしています。


個別支援計画に基づいて外出計画を作っています。




私達の支援方法が正しいかどうかは分かりませんが、ホーム内での過ごしに役に立つ情報を提供できるかもしれません。
関係機関で連携して、支援を行うことは大切なことですしね。


みかんの配達で思ったこと

2014-01-11 21:43:13 | インポート



今日の仕事の半分は、みかんを配りました。
法人に寄贈された無農薬みかんを、そらいろの利用者さんや事務所の近隣の方へ配りました。


利用者の方へは『電話して訪問』という流れの繰り返しでした。
急な訪問ばかりでしたが、皆さん快く受け入れてくれました。




みかんを配達すると、皆さん笑顔で喜んで下さりました。
利用者さんも近所の方も。


「おすそ分けです」と言葉を添えて渡しました。


『お・す・そ・わ・け』
ええ言葉ですね。
ほっこりします。




正直、普段は苦手意識を持っていた利用者さんの保護者の方とも話ができました。
みかんパワーですね。


たかがみかん、されどみかんです。


おすそ分けっていいですね。
利用者の方と支援以外の関係を持てた事は非常に大きな事だったと感じました。






みかんを寄贈してくれたお義姉さん夫婦に感謝します。


経営について思うこと

2014-01-08 14:13:01 | インポート
NPO法人ゆう・さぽーとの設立から二年が経ち、経営にも少し慣れてきました。
設立から今までの間、幸いにも事故やトラブルがなくやってこれたことに感謝しています。


起業活動をしている時、起業で大切な要素として『人・もの・カネ』と習いました。
うちの事業所で言えば、人はヘルパー、ものはサービス(支援業務)、カネは収益になるかと思います。


この要素は起業時よりも、開業後の方が意識するようになりました。
経営とは、人・もの・カネはうまく動かしていく事なのだと思います。




人・もの・カネのバランスが経営には必要かと。
多くのヘルパーがいて、良質の支援を行えるても、収益が低くては事業所は長続きしません。
収益が高くて、多くのヘルパーがいても、支援の質が悪ければ、事業所の評判は落ち長続きしません。




私が経営を考える時は、このバランスを考えるようにしています。


必要な人員を雇い続けられる為の収益を考えて事業計画を立てます。
そして、スタッフが働き続けたいと思えるような仕事内容と育成方法を考えます。


なかなか考え切れていないのが現状ですが。
キャリアパスの導入を考えているものの、なかなか深められていません。




そろそろ、来年度に向けた動きを考えています。
まずは、今年度の振り返りですが。






経営者歴は2年と浅く、まだまだ甘ちゃんな私ですが、ボチボチと頑張りたいと思います。


新春お笑いライブ in アルプラザ

2014-01-05 10:53:14 | インポート



アルプラザ城陽にて新春お笑いライブがありました。
昨日は藤崎マーケット、今日はかつみさゆりが来ます。


アルプラザ城陽はリニューアル後、よく芸人を呼ぶようになりました。
前は浅越ゴエが来てたし。


かつみさゆりは見た事がないので楽しみに来ました。
生でボヨヨーンが見れるのは嬉しい!


でもネタは・・・
面白かったかなぁ。




あと10分程で始まります。




まだまだ、お正月気分ですねぇ。