降りた。
結局は、「小金湯」駅が正解。
道を渡って数分だと、
バスの運ちゃんが教えてくれた。
ついでに、
帰りのバスの時間を見とこう。
なんか、普通だな(笑
でも確かに、
ここに温泉宿がある。
正味、1時間15分。
時間はオーバーしたが、
かえって、チェックインまで
待たなくてよくなった。
ってか、さ。
何この雪の回廊(笑
バス停からは、
シェルターつきの階段を降りて、
下の道路へ出なくちゃならない。
その下の道路が、
雪の回廊だわ。
雪まつりもいいか知らんが、
北海道へ、札幌へ来たら、
この雪を見て帰らんと、さ。
下の道路へ出て、左。その先に、
確かに「小金湯温泉(矢印)」の、
道路案内板はあったが……
不安になってきた。
とりあえず、
吹雪くのはやめてもらいたい。
今、3割ほど、
サバイバルのスイッチが入ってます。
お……
どうやら、見えてきた。
まあなんて、こぢんまりとした
温泉郷だこと。
僕の記憶のなかの定山渓温泉だな。
騒がしい連中から離れた、
定山渓温泉郷の外れ。古びた建物の、
湯治場のようなお宿だったわ。
無事、着きました。
うぅ~、寒かった……