巨大ヒロイン・コミック計画

3DCGを使ってデジタルコミックの電子書籍化をめざすブログ

アニゴジ観てきました。漫画の合成作業。5/19~5/20

2018年05月20日 23時04分21秒 | 創作雑談
#本日の作業

(巨大ヒロインと怪獣が対決する3DCGを使った電子書籍マンガを個人制作しています!)




ところで、まずは先に……昨日観た「アニゴジ」が面白かったです!


以下、感想です。


ネタバレしないよう注意しますが、スレスレになるかもしれませんので、とりあえずご注意ください。



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もはやアニゴジは、SFですね。
専門用語などを織り交ぜた長台詞が「シン・ゴジラ」のように高速芝居で出てくるのですが、ポイントごとにわかりやすい台詞が入ってきて、理解困難ということはまったくありませんでした。

それよりもSF本来の面白さ・魅力が出ていました。
それは、複数の文明が描かれ、その価値観、宗教、哲学などが静かにぶつかり合い、クライマックスでは「何が正しいのか?」と考えさせられるような展開となっていくところです。

もはやゴジラがいなくても成立するような物語でもありますが、そこはやはりゴジラ!
ゴジラの存在感は違います。
桁違いのスケール感で迫ってきます。
人間ドラマが面白いうえに、このゴジラの迫力が重なると、まさに息を呑むようなエンターテインメントに仕上がります。
手に汗握るアクションシーンが、素晴らしい音響で堪能できます。


また「メカゴジラをこういう風に扱うのか?」という驚き――いや、そう来たかという納得感も新鮮でした。
確かにゴジラアースとのスケールの違いをどうするのか?
そこが気になっていましたから、ああ、なるほど……と。
あえて、そうすることで――メカゴジラの存在感と恐怖を感じさせるという演出のワザには、勉強となりました。

それから冒頭から前半にかけて出てくる伏線も、きっちりクライマックスに絡ませてくるのはお見事なシナリオでした!
ストーリー派の人には、満足のいく内容だと思います。

あと個人的には、インファント島をモデルにした種族の双子の姉妹が良かった~。
姉妹で性格が違うのも魅力ですね。
攻撃的な子と、母性にあふれた子と……。
彼女たちの活躍にも注目です。


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そんな重厚なSFドラマのタッチでゴジラを観られた事に打ち震えながら漫画の合成作業です。



姉のハルナが驚くシーンに集中線を使いたかったのですが、Photoshopでは中心が曖昧な指定なのでAfterEffectsにて作業しました。





After Effectsなら、中心点を正確に指定できるのでありがたいです。



Photoshopに戻して合成します。



完成です。
漫画の集中線とは違ったタッチになりました。
これはこれで良いかと思います。




他にも、怪物化した黒猫フィゾの手のアップも作りました。



双子の姉ハルナのアップです。素材を読み込んだところです。



レタッチを加えてコンポジットを終えたところです。

キャラを柔らかいタッチにすることで、3DCG特有の生々しさを軽減させています。
これも《世界観を演出する》という意味で、ありかと思います。


……こんな感じで進んでいます。



ではではまた! ^▽^/