YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

秋分の頃の北多摩散歩

2022-09-28 06:38:00 | 季節のこと
秋分の日を過ぎ、昼の時間が少しずつ短くなってきました。


花が少なくなった北多摩の森は、コオロギやキリギリスの声でにぎやか。



ササキリは昼間に活動するキリギリスの仲間。長すぎる触覚にびっくり!!!

邪魔にならないのだろうか…



朝の光に透けて見える美しさ。

オケラの蕾が開きました


おもしろい花、おもしろい名前
万葉集ではウケラと呼ばれていたようですが語源は不明。

根を焚くと厄除けになると信じられていて、「おけら火」という行事が生まれたんだとか…。



この季節の森は蜘蛛の巣に要注意。すっかり成長した大型のクモたちが張り巡らせる罠は広範囲にわたっているので、歩道を横切っていることも…



トンボを食べるジョロウグモ。メスの食事風景をオスが左上でじっと見ていました。


秋はキノコの季節ですが、いわゆるキノコは、本体から生まれた胞子体。本体である菌糸は枯れ木の中や土の中に張り巡らされています。

キノコは樹木の硬い部分を分解できる唯一の生物。



生態系の維持には欠かせないキノコですが、最近はナラ枯れ病が蔓延していて、こんな光景に胸が痛みます↑



大好きなどんぐりの木が減ってしまうのは悲しいなぁ…。

この日の散歩では、どんぐり以上に嬉しい獲物が♪



それはクサギの実。この実は草木染めに使えます。

最近、ぴよよんさん(姉)が編み物にハマっているので、毛糸を染めて何か編んでもらおうかな…


というわけで、実の部分だけいただいてきちゃいました。

でもまだ足りないなぁ…

秋の森散歩はビニル袋が手放せません!!

動画はこちら↓

お詫び:映像の中でクサギがコクサギと表記されています。すみません。

【昨日のおうちカフェ】

・フローズンバナナヨーグルト
 with 2種の葡萄と姉の手作りレモンジャム
・ルイボスティー

今日もいい日になりますように!




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