先日散歩をしていると、いつも花を買う造園屋さんにこんな看板を発見しました。
おぉ〜っ!!!
柚子胡椒セットですって!!!
実は去年の冬に初めて自分で柚子胡椒を作り、今年も作りたいと思っていました。
柚子胡椒といえば、九州発祥の万能調味料。「胡椒」というけれど、「胡椒」は入っていません。
一般的に柚子胡椒というと、緑色のものを想像しますが、これは緑の柚子胡椒は青柚子と青唐辛子で夏に作られます。一方で黄柚子と赤唐辛子で冬に作った赤い色の柚子胡椒もあるんです。
初挑戦はこちらの黄柚子胡椒でした。
作ってみると意外と簡単で、青い柚子でも作ってみたいなと思っていました。しかし、青唐辛子を適量入手するのは難しそうだなと思っていたところ…
セットになって販売されていたっていう幸運♪
しかもお値段200円!
袋の中には青柚子と青唐辛子。あとは塩を用意すればOKです。
九州の一部でははるか昔、「唐辛子」のことを「胡椒」と呼んでいたんだそうです。
現代風にいうと「柚子胡椒」は「柚子唐辛子」っていうことなんですね。
ブータンの唐辛子売り場@2016
さて、ここで登場する青唐辛子。これは青い品種というわけではなく、赤く熟する前の唐辛子ということになります。ですから同じ青唐辛子でも品種によって辛さはまちまち。今回の青唐辛子はどれくらい辛いものなのか、実はまだ確認していません。
いずれにしても、唐辛子の辛味成分カプサイシンは、皮膚にも刺激を与えるので、調理の際には手袋必須です。
まずは青唐辛子のヘタと種を取り除き微塵切りにします、
面倒なのでフードプロセッサーへ
そこへ柚子の皮も追加して、あとはガーッてするだけです。
…が、意外に細かくなりません。
なぜなら、すぐに食材が壁に張り付いてしまうから…
量が少ないから尚更ですね。何度もゴムベラで、こそげ落としながらガーッを繰り返します。
やはり包丁で刻むべきなのかと思いながら、ある程度細かくなったところへ塩と柚子果汁を入れて、再びガーッ。
完成です。
意外とちんまり…(^^;;
1週間くらい冷蔵庫で馴染ませてから使うといいそうです。熟成するほど美味しくなるようです。
部屋中に爽やかな柚子の香り♪
1週間後が楽しみです。
【分量】
青柚子の皮 30g
ヘタと種を除いた青唐辛子 20g
食塩 10g
柚子果汁 お好み(私は1個分入れました)
フープロを使わない場合、柚子の皮はすりおろし、唐辛子は粗く刻む。すり鉢に材料を入れてよくすり混ぜる。
↑やはり手間暇かけた方が仕上がりが良さそうです
なお、試してみたいけれど、青唐辛子が手に入らないという場合、通販で韓国食材として多く流通しているようです。
【今朝のおうちごはん】
・調理パン(白身魚サンド)
・オレンジジュース
今日もいい日になりますように!