YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

北多摩 森始め

2024-01-09 21:15:00 | ウォーキング
「森始め」ってなんだ???
「事始め」とか、「仕事始め」とか…。
まあ、そんな感じで今年最初の北多摩の森散歩!



今日は空気が澄んで山がはっきりと見えました。真っ白な富士山!!



北多摩の森はおそらく今がいちばん静かな季節。木々はすっかり葉を落とし、生き物たちの気配はわずかです。

そんな静かな森の中を鳥たちが餌を探して飛び回っていました。

アオゲラ


コゲラ


木をつつき、木の中に身を潜めていた虫を器用に捕まえるキツツキたち。



私はその様子を器用にカメラに収めることはできずにピンボケ(^^;;
双眼鏡にスマホをつけて撮影しているので、ある意味器用?

こんな時は望遠レンズがついたカメラが欲しくなりますが、やっぱり気軽なスマホがいちばんです。



真冬の森の中で目を引くのは、自然に帰る直前の植物たちの最後の輝き。













朝の光にきらめくススキの穂やコウヤボウキの綿毛…。

落ち葉の中に火を灯したような1年目のコナラの実生。



落ち葉の中に埋もれるゴンズイやヘクソカズラの実。




なんだか顔に見える???



糸で縫い付けられたようなムラサキシキブの実。



虫が紡ぐ糸は森のあちこちで見かけます。姿は見えないけれど、気配はあるんですよね。



日の当たらない林はひんやり、落ち葉には氷が付いていました。



ようやく朝日が当たり、キラキラ光出す瞬間。明日から始まる仕事の前に、こんなゆっくりとした時間を過ごせる幸せ。

木の根元でひっそりと実をつける白実マンリョウ。



森の出口には鈴なりのイイギリ。
房状の真っ赤な実が垂れ下がり、ここだけ別世界の華やぎ。



間も無く鳥たちが群がるんだろうなぁ…。

あと1ヶ月もすれば赤い実はなくなり、代わりに少しずつ木々の花が咲き始めるはず。

今シーズンはだいぶイレギュラーに季節が進んでいるので、ウメやマンサク、サンシュユなど、いつもより早く咲くのか、遅いのか…。

ちなみにシジュウカラは本日すでにさえずっていました。びっくり!!

【今日見た野鳥】
・シジュウカラ
・ヒガラ
・ヤマガラ
・エナガ
・コゲラ
・アオゲラ
・メジロ
・ヒヨドリ
・ハシブトガラス

さあ、北多摩生活も残り3ヶ月。
楽しんでいきましょう!!







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