情けなくもありがたい話

2014年09月11日 | 日記
7月のある日父から封書が届いた
携帯を持たない実家の両親との連絡は
もっぱら、固定電話

手紙などもらうのは初めてで
何かあったのではないかと
ドキドキしながら開けてみると
中に、もう一つ封筒が入っていた

私の旧姓宛で、裏を見ると 見知らぬ男性の手書き

身の程を知っているので
「なんか買え」的な手紙だと思って開封すると

同窓会のお知らせだった

中学を卒業して35年 満50歳の節目の年に
同窓会幹事会が発足し
最初の同窓会のお知らせと参加可否
そして、連絡がとれない 同窓生の情報提供の呼びかけだった


早速父に電話をして、お礼と手紙の内容を伝えた

その後母と話をした

「行くんでしょう 行きなさい」
母は言う

「う~ん」

今の自分の精神状態が前向きではなく
よく覚えていない同窓生と顔を合わせるの億劫に感じた

それから、3日後
今度は母から手紙がきた

3万円入っていた

「ちゃんと美容院に行って、服を買いなさい」とメモが入っていた


実家に行くときは、それなりに服装メイクに気を使っていたつもりだった


それでも、同居する弟の奥さんと比べると・・・・・

同窓会に着ていく服
フレンチレストランに見合う服
ないわけではなかった

強いくせ毛なので、美容院にいっても
自分で切っても、大して変化がないから
行かないだけ


私の「う~ん」をお金の問題たと母は考えたようだった
こんなことに気を使わせる自分が情けなくなった


父の日 母の日 敬老の日

以前はきちんと何かしらのプレゼントをしていた

ここ数年していない
「元気な自分」を見せるだけで精一杯で
そこまで、気を回す余裕がなかったのも事実で

私は母にお礼の電話をして、同窓会に出る と言った

いまだ気が重い同窓会

母からいただいたお金を、息子の体操服の買い替えに買わせていただいた
運動部の子は、学校体操服、学校靴の痛みが早い 体操着は4セット必要で

メガネもよく壊してくるので、頭が痛かった
残りのお金も メガネ保険にすることにした


母のお金で、自分の服を買う気にはならない

いまだ、親から小遣いをもらう自分が情けなく
いつになったら安心してもらえるのか見当もつかない

ありがたい 

でも、落ち込みマックス

私は、父母が元気でいてくれるだけで十分なのに












久しぶりに ボクのお膝をGETした 猫お嬢様

年中くしゃみをして鼻水を飛ばすので
あんまり乗せてもらえないのです





コメント (18)
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