父ちゃんが 14年間夢見た日

2015年03月09日 | 日記

父ちゃん じっと待っていました

14年と2か月 黙って待っていました

強制は嫌だと 待っていました

 

 

そして、ついにその日がやってきました

 

 

ボクが 父ちゃんに

「ギターのコードが押さえられないだけど・・・」

 

 

ボク、今は音楽の授業で、ギターを習っているそうで(今どきの中学はすごいね)

父ちゃん右利き

ボク左利き

 

右用のギターで最初から覚えればなんとかなるかと

 

 

 

 

テーブルの向こうから あれこれ、指の置き方を教える父ちゃん

 

 

 

 

たまらず

横に座って、息子の指を一本一本押さえてやる 父ちゃん

この親子が、ここまで接近するのは久しぶり

 

父ちゃんは顔面の筋肉が全部緩み  好々爺 みたいな顔に

 

 

 

ギターレッスンは30分ほどで、ボクの手首が限界で終了

音楽の授業はまもなく終了

ボクが今後もギターに興味をもつのかは、未知数だけど

父ちゃん、とても嬉しい夜でした

 

 

ボクがお風呂に入ると、父ちゃん自分でギターを弾き始めた

 

キッチンで洗い物をしていたワタクシ

 

テツ アンド トモ の「なんでだろう」を弾いてもらい

 

洗い物をしながら

 

「なんでだろう~なんでだろう~ ななな なんでだろう」

 

と、歌いながら踊っていたら

 

ボクが風呂から上がり

 

白い目で見られた 私です

 

 

息子よ 頑張れば

父ちゃんの レスポールは 君の物になる

コメント (8)
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