ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

レフトオープンが切り込んでのB(ポン監督推奨の奇策)

2011年02月03日 11時39分09秒 | 攻撃

はじめに
昨年12月にアップした記事
足の短いオープントスの威力」と、昨日アップした記事「打点に自信のある選手ならこのBクイックがお勧めを更にバージョンアップした戦術が、ポン監督さんから紹介され、同時にこの攻撃に取り組もうとしているせれママさんのチームがありますので、ここに、ご紹介させていただきます。

ポン監督推奨の戦術
切り込んできてのBクイック(下図参照・・・緑シャツの位置で打ちます。)、これ威力あるんですよね。磯野さんの仰る通りですね。思っている以上に簡単に出来るのも事実だと思います。


で、この攻撃レフトにやらせても面白いんですよ。
先日もお話しましたが、うちの場合レフトエースなんですね。

センターにA(黄色シャツ)で入ってもらい、おとりにさせ、この切れ込んでのB(●又は●)をレフト(黒シャツ)に打たせるんです。通常レフトは(オレンジシャツ付近に・・・)開いて待ちますが、予め内側(緑シャツ付近)でスタンバイし、このコンビ技を使うんですね。レフトアタッカーなのに、打ち終わったらセンターの真横(茶色シャツ)に居る感じですね。相手からしたら、なんでここにレフトが居るんだよってなかんじです(笑)

言い換えれば、はちゃめちゃな時間差攻撃です。普通、時間差攻撃と言えばセンターのおとりがあり、ライト側から切れ込んでのAセミでしょうけど、このセオリーから外れた攻撃が相手を翻弄するんですね!!ありなんです。
でも使うのは一試合で数回です。うちの場合、あくまでも奇策ですから。

せれママさんのチームの取り組み状況
レフトでですか。。今日、その話しをチームでしたとこなんです!笑。
うちのチームはライトもレフトもエースな感じで、ライト側からの奇襲はよくするのですが、レフトが変更してまだ4か月な感じで、あわせをなかなかうまくできていなかったのですが、
本日の試合中にレフトオープンからの奇襲がうまく行き、かなりの時間差攻撃だったので、とっさのこととはいえ、流れがいい感じだよね!と話したとこでした^^
6枚ブロックで中センのいないチームへの攻撃にいいんじゃないかと!

上記に対するポン監督コメント
これは4、5枚ブロックでも全然通用しますよ。相手にとっては想定外のプレーですから!!条件は磯野さんも仰っていましたが、レフトの場合であれば、セッターがトスを上げる前にAあるいはBと叫び、そのサインをもとにやるのもいいですし、プレーが切れた時にセッターと話し、次チャンスが来たらやるよってなのでもいいかと思います。

こうやって色々奇策を考えているのが面白いんですよね~

管理人(磯野)から
通常のレフトオープンはオレンジシャツでスタンバイして、アンテナ傍のオレンジシャツの位置でスパイクします。
これを、ちょっと内側でスタンバイし、そのまま中まで切れ込んでBを打つというこの攻撃、ブロックをAクイックの位置と、レフトオープンの位置に引き離しておいて、その中間点となるBの位置でスパイクさせるというものですね。
とっても、理にかなっていて、いい感じですよね。
ブロックはかなり集中していれば一人追いかけて来るかもしれませんが、追いかけて来てもクロスはがら空きで、問題なし。
通常はノーブロック。ついて来れないと思います。

ブロック少ない分、効き目があって、レシーバーがいても、レシーブできないくらいの強烈なスパイクを打てますのでね。かなり、効くと思います。
このようにネット際を走ってブロックを振り切るというのは、攻撃する際の基本戦術の一つなんですよね。

ポンさん、貴重な戦術の紹介ありがとうございました。


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3 コメント

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ほんとに、そのとおり (磯野)
2011-02-03 20:32:51
せれママさん、ポンさん。コメントありがとうございます。
そのとおりです。
わが社の採用試験の面接では、チームスポーツ経験者を優先します。
皆さんが言われるとおり、社会でも通用しやすいのです。
協調、気迫、我慢、戦術、何を取っても理屈だけ並べる学生より戦力になるのです。
先輩が、「カラスは白い」って言ったら、後輩も「白い」と言わざるを得ないような状況を潜り抜けて来た子供たちは、やはり、ものがちがいますもんね。
そういうことを親は忘れないでほしいと思います。
もちろん勉強は大切ですよ。学生の本分ですからね。しかし、もっと大事なものもあるってところ忘れないでいただきたいのですね。

ポンさん、せれママさん、ほんとに深いコメントいつもありがとうございます。

ブログの記事は1週間分予約投稿しておりますが、関連するよい記事ができた時は、順を入れ変えたりして、とにかく、読者の方が関心持ちそうなやつからアップしているだけなんです。で、昨夜は何が何でもと、新記事と格闘いたしました。

で、明日は本日アップ予定だった「切れ込んで行うライトセミの動画」をアップさせていただきます。また、よろしくおねがいします。
返信する
ですね。 (ポン)
2011-02-03 19:05:23
本当にその通りですね。小さい頃からチームを経験し人に揉まれながら育つ子は社会に出てもそう簡単にくじけませんし、ガッツがある人が多いのも事実だと思いますね。一人で喜ぶより大勢で喜ぶ方が思い出としても残るんですよね。私ねママさんに言っていることがあって、70才過ぎても皆で思い出話しして、美味しいお酒を飲もうと!!その為に今を頑張ろうってね!!そういうのもいいかなぁと思うし、チームスポーツならではだと思うんですね。せれままさんの言うように、バレーに限らず、チームスポーツを楽しんでほしいですね。

磯野さん、記事ありがとうございす。昨日は遅くまで大変だったんじゃないですか?私のは後回しで構いませんからね。磯野さんの記事優先でお願いしますね。それと、この独特の図解!私好きなんですよ。ヒョロイわりには軸がしっかりしていて、結構リアルですよね!!(笑)
返信する
この両サイドからの! (せれまま。)
2011-02-03 14:00:13
奇襲攻撃!!!で翻弄はいいですね^^
でセンターも加わり、セッターも2でクィック攻撃。
個々も技術向上していきたいとこです!
フォ-メーションもチーム体制により、変えれるぐらいの余裕ができたらまた!楽しめますね。
最近よく思うのですが、子供の人数が減り部活道にも影響が出てるそうです。
バレーボールに限らず、チームプレーの楽しさを(感動を)味わってほしいのですが・・・。
小学生でバレーしても中学がないとか。。。
作るには、他の部を廃部とか。。。
企業の実業団もそうですが、寂しく思います。

だからこそ9人制ママさんが盛り上がるといいなぁ。
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