ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

初心者にブロックのイメージをつかませる

2011年01月22日 08時24分42秒 | ブロック

はじめに
鹿児島のママさんバレーボールのチームに、速攻中心のバレーボールをさせようということで取り組んでいたわけですが、とにかく、前衛の両サイドのにいる素人選手にある程度の基本を教えないと、相手の攻撃をセンターから決められ、極めて守りにくいのですね。
そこで、前衛両サイドの素人選手と、身長の低いセッターにそれぞれ、ブロックの形から指導することとしました。

床上で、手を締める感覚を掴む
方法と言っても、それほど特別なものではありません。
アタック同様、すべての動きを一度に教えても、雑になりますので、第一段階は、空中での姿勢と手を締める感覚を掴んでもらうための練習を行います。
その方法が下図のとおりなのですが、

身長の低いブロッカーへの指導
図の右側のグリーンシャツの選手の練習ですね。
受ける通過点ブロックと言っても、そう簡単なものではありません。
このブロックは、スパイクを打ったポイントから離れた位置でのブロックということになりますので、アタックを打って来るコースをしっかり見極める必要がありますし、その時の手の角度や手の締め方について、しっかりイメージを作っておかないと、相手にチャンスボールを返してしまうことになってしまうのですね。
まあ、それでも決められるよりはましなのですが、できれば味方のコートにボールをもらって切り返したいというのがありますので、この練習をしていきます。
この練習はアタックを打つ選手もブロックをする選手も、ジャンプはせず、床の上に立った状態で行います。
ブルーシャツの選手は、自分で直上トスし、できるだけ本物に近い感じのスパイクを打って下さい。実施前に、グリーンシャツの選手は手の形をしっかり考えて構えます。そしてその形でボールがのとおり跳ね、味方コートにチャンスボールが上げられるように調整していきます。


身長のある選手へのブロック指導
上の図、左側のピンクシャツのブロッカーのとおりボールが、と跳ねるように床上で練習します。
青シャツの選手が床の上で自分で直上トスしてスパイクを打ち、それをしっかり手を締めてブロックします。
 
床上での練習で下図のとおり、空中で腕の出し方を変えるイメージもつかんでおくといいと思います。


そのためには、床上での練習時にアタッカーが敢えて方向を変えてスパイクを打つ球出しをし、ブロッカーはそのフォームから、瞬時にスパイクのコースを見切って手を出す練習をするのですね。

実戦でもブロックに跳んだ後、1対1でアタッカーと駆け引きをする場面はあるわけで、本日の練習は、このような駆け引きをする感覚をも養おうという練習です。

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2 コメント

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Unknown (せれまま。)
2011-01-22 15:40:50
このオーバーカット似のブロック練習、役立ちます^^
冷静に流れが目で追えますし^^
小指と親指に力を入れないと突き指の原因になりますし。
床上での練習も大事ですよね!
返信する
そうです。親指と小指です。 (磯野)
2011-01-22 17:49:12
これが、大事なんですよね、なんとなく手を出してるのではダメ。
やっぱり、指先までピシッと力を入れる必要があるわけですが、そのコツとして、親指と小指なんですよね。
空中でのフォームのイメージを掴んで、そこから今度は移動のステップやジャンプを組み合わせ、ブロックを完成させないといけません。
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