はじめに
本年1月24日にアップいたしました記事「柔道選手がバレーボールをしたら・・・・」に登場した、クイックを打っていた選手ですが、彼は、かなりジャンプ力がありました。身長も180cmです。しかし、ジャンプした後幅跳びをする癖があったのですね。
その癖を直すべく、意識してジャンプさせながらクイックを打たせていたわけですが、それでも若干前に突っ込み気味のところがありましたので、本年1月30日の記事「Aクイックをビシッと打つ(調整3)」 でご紹介したとおり、セッターがAクイックのトスを真上に上げるようにして調整しながら、スパイクさせていたのです。
しかし、意識してジャンプするというのは、ジャンプがややぎこちなくなり、ジャンプの高さが落ちます。
で、思い切ってジャンプさせながら、Bクイックを打たせることも考えました。
それをご紹介します。
通常のB
通常のBは下図のとおりですね。
アタッカーは、黒シャツの位置で踏みきり、ピンクシャツの位置でスパイクし、白シャツの位置に着地します。
タイミングは、ジャンプとトスアップが同時くらいのBクイックを打っておりました。
ブロードを打つ
で、思い切ってジャンプさせ、幅跳びを活かしてスパイクさせる方法も練習しました。そのイメージが下図のとおりです。
ジャンプの位置は黒シャツですが、今度はグリーンシャツの位置までジャンプし、ここでスパイクします。そして、オレンジシャツの位置に着地します。
先ほどの高速のBがピンクシャツの位置でスパイクするのに比べて、ヒッティングの位置が50cm~80cmセンター寄りにずれるのです。
幅跳びして、その中間で打つのですね。
このトスはやや遅めで短め
セッターは●→●のとおりトスアップするのですが、その場合ほんの少し、●→●のトスよりも遅めにし、ちょっと短めに上げます。フワッという感じですね
そのイメージは図のとおりですね。
するとですね、ブロック1枚分内側を抜いてスパイクできるのです。
これ、打点の高い選手ならママさんでもできます。
うまくやるコツ
相手にはBクイックを打っていると思わせるのがコツです。その具体的方法としては
セットの立ち上がりに1本通常のBクイックを見せておきます。
この時ですね、この通常のBクイックについてはBクイックとは分からないようなサインで指示します。サーブカットからの攻撃では指でサインを送るのもいいですし、ラリー中なら名前を「磯野~」とか呼んだら高速のBというように決めておきます。
で、今度はブロードを打つ時にですね。敢えてセッターは「B、B」と声を出します。
ブロッカーはアタッカーの助走を見て「B」を警戒し、クイックの選手がジャンプした場所を確認して通常のBのつもりでブロックしてきます。しかし、実際にスパイクする場所はブロック1枚分センター寄りということになります。
トスもBクイックのトスに似た感じでややふんわりというように上げるのがコツです。
「B」というサインでこのブロードをやると、試合中相手にしばらくはバレません。
この高知の選手の場合は最後まで相手にはばれませんでした。
相手に分からないようにやって行くことがコツなのです。
メリット
このブロードですね、高度な技術のように見えますが、実は遅めの攻撃ですので、高速AやBよりもセッターはトスアップしやすいし、アタッカーも自分でトスを見て、調整してスパイクできるという優れモノです。
打点が高いと思われるせれママさんやPママさんなら、きっとこなせる業だと思うのです。
ただし、条件がある
とは言え、この攻撃使うには、その前に通常のBクイックも打って見せないとだめなのですね。
それがよりよく決まるコツなのです。
最初の1本は通常のBで勝負し、これは、ミスしてもブロックされてもいいのです。これを相手ブロッカーに印象付けておいて、後は「B、B」と呼びながら、ブロードのBを打ち、2~3点取り返せばいいのですから・・・。
以上です。
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すごいですねっつ & おめでとうございますっ
今週末、今期最後の試合が2/6にあります。
最近バックセン以外でバックレフトも練習しています。我がチームにチュウセン2人いるのですが、「レシーバーはやっぱバックが楽しい!!」って話をしました。私も同感です。チュウセンがアタック打つチーム編成でないのでレシーバの選手がチュウセンに入ります。
・・・で、2/6はチュウセン2人とも欠場説があり1度練習しました。危うくチュウセンしないといけない所でしたが、1人出れるようになりホットした次第です。
私、オーバーがホールでとられるのでチュウセンはまだ無理なのです
これは気長に修正していくつもりです。
今回の試合のチームのテーマは
「サーブ1本目は思いっきり!!」
「チャンスボールをきっちりと」
です。
楽しんで機体と思います。
mint
誤字です・・・「機体」・・・
楽しんできたいと思います。
すみません・・・
で、この攻撃レフトにやらせても面白いんですよ。先日もお話しましたが、うちの場合レフトエースなんですね。センターにAで入ってもらい、おとりにさせ、この切れ込んでのBをレフトに打たせるんです。通常レフトは開いて待ちますが、予め内側でスタンバイし、このコンビ技を使うんですね。レフトアタッカーなのに、打ち終わったらセンターの真横に居る感じですね。相手からしたら、なんでここにレフトが居るんだよってなかんじです(笑)
言い換えれば、はちゃめちゃな時間差攻撃です。普通、時間差攻撃と言えばセンターのおとりがあり、ライト側から切れ込んでのAセミでしょうけど、このセオリーから外れた攻撃が相手を翻弄するんですね!!ありなんです。
でも使うのは一試合で数回です。うちの場あくまでも奇策ですから。
それこそ、昨夜mintさんのブログを見に行きまして、遅かったのでコメントできなかったんですが、私も、チームメートが教えてくれたように、トスもしっかり構えず、流れの中でスッとやるってな感じがいいのではないかと思うのですね。
天井サーブをレシーブする時にですね、最初からボールの下に入らず、わざわざちょっと後ろ気味にレシーブ位置をいったん取り、そこからボールが落ちて来る寸前に前に突っ込みつつレシーブするというのがあります。
それと似た感じで、動きながらのほうがスムーズなのかもしれません。リラクゼーションとボールタッチする瞬間に飛ばしたい方向に力をタイミング良く加えることが大事なんでしょうが、これ、理屈でできるもんではないからですね。反復練習あるのみだとおもいます。
mintさんの健気な姿勢があれば、克服できると思います。昨日よりちょっとずつでもうまくなるという感じで頑張ってください。
ところで、ドッジボールの監督と中衛センターと二つ、スルーしたわけですね。強運と言えば強運ですよね。こういう運の良さも選手として大事な気かがします。
また、ブログを見に行きますので、試合の結果、記事アップ願います。
ポンさんが推奨するのは、レフトオープンに開かせ、ブロックを外に引っ張り出しておいて、その前を走りぬけてのBなんですね。
確かに効くと思いますね。
ポン監督からのお墨付きもいただきましたのでね、打点に自信のあるアタッカーの皆さんは是非挑戦していただきたいですね。
本日の決果ですが、嬉しいことに全勝利でした。作戦成功といったところです^^
ただインフルエンザが流行しだし、今日は人数が足らず、違うメンバーでしたのですが、ライトセミとレフトセミが入れ変わり、(1人初心者メンバーで)攻撃なくおとりとブロックだけで、私はバックライトに入ったりと、いろいろ変更した中での勝利でしたので、いろいろな面で、見れてよかったです。
サーブもクィックも決まりましたし^^
レシーブの楽しさも感じ取れ、攻撃を冷静に見れてよかったです。
いつもきん差負けしてただけに、最高でした。
うちのチームはライトもレフトもエースな感じで、ライト側からの奇襲はよくするのですが、レフトが変更してまだ4か月な感じで、あわせをなかなかうまくできていなかったのですが、
本日の試合中にレフトオープンからの奇襲がうまく行き、かなりの時間差攻撃だったので、とっさのこととはいえ、流れがいい感じだよね!と話したとこでした^^
6枚ブロックで中センのいないチームへの攻撃にいいんじゃないかと!
オーバーは「流れの中でスット」で
「昨日よりちょっとずつでもうまくなる」という感じで頑張りマウスっ。
ドッチ監督はバレー関係の別のママさんからも声掛かられて・・・「考えれば考える程無理って思う」と伝えました。・・・でこの話がまだ生きてるような感じもチラホラしております。
環境的に本当に難しいので、(無理なので)
「出来る限りのお手伝い」の気持ちを再度伝えようと思っている次第です。
チュウセンは出来るようになりたいしナラナキャのポジションだと思っています。これは色んな意味がありますがこの理由はまた何かの機会に
今回はスル―して本当にホッとしています。
やはり強運なのかな?
と言う事で、またお邪魔しますね!!
ブログ読んでいただきありがとうございます。
では
こうやって色々奇策を考えているのが面白いんですよね~