チーム立ち上げ（その２９・・・心強い協力者が入部しました。）

はじめに
３月始めから、新天地の職場においてバレーボールのチームを立ち上げようということで、山形君と密かに準備を進めていたところ、年度末が押し迫った３月２９日、ついに山形君が「メンバーが集まりました。９人揃いました！」という朗報を持ってきてくれました。
しかも、その中の１人である末松係長はバレーボール立ち上げに強力な助っ人になる可能性があるというのです。

末松係長のパワー
山形君は、私に嬉しそうに報告してくれました。
「磯野さん、９人集まりました。でも、経験者と言えるのは、私たち二人だけですよ。」
「うん、うん。あとは誰が来たかだね。」
「一人は、鴨下君と言いまして、４１歳の運動センス抜群の男です。以前地区対抗のミニバレーに出たことがあるということでした。」
「ほ～、一応バレー経験者だね。いいね～もう一人は？」
「アイスホッケーの選手で末松係長です。」
「なるほど。」
「それで、磯野さん。この末松係長の入部は、とても心強いことになると思うのです。」
「へ～、何が心強いかね」
「末松係長は、管理部で工事現場や工場に配置する職員の日毎の配置を決める係です。」
「なるほど」
「お分かりでしょ？大会出場はもちろん、練習試合なんかでも、選手となっている現場の職員や夜勤者の配置を調整してもらうことが容易になると思うのです。」
「なるほどね。それは、ちょっと助かるね。」
「まだ、ありますよ。」
「うん。なんだろね」
「末松係長がですね。『青本は絶対に逃がさん！』と言ってくれました。高校時代バレーボールをやっていたというあの若手です。」
「ほ～、あの『怪我が怖い』と入部を拒んだ青本君だね」
「そうです。あいつをバレー部に入れるって言うんです。」
「なるほど。それは心強いね。だけど、どんなもんだろな。」
「う～ん・・・。何とも言えません。私が誘った時は、もう、問題にしてない感じでしたし・・・・」

期待
山崎君は、青本君の勧誘については見込みがないような口ぶりです。しかし、私は、これは案外いけるかもという気になりました。
１度でも練習に来てくれさえすれば、バレー部で頑張りたいと思うように仕向けるのは私の役目であり、これまでの経験からすると、ほとんどの選手がバレーボールの楽しさに魅了されてしまうものだからです。バレーボールというのは、元々楽しくできるようになっているスポーツなんです。

特に、職場でやるようなレクリエーション的なものは、汗さえさえ流す程度にやればいいのであり、学生時代のように汗と涙を流す必要もなく、実業団のように血と汗と涙を流す必要まではないのです。
とにかく、楽しくできるようにしてやればよいのですから・・・。


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宮崎県出身の転勤族です。好きな食べ物はもち米、お餅、炭水化物が採れますから試合の朝は必ず食べてます。鹿児島県、熊本県、沖縄県、高知県等を転々としてきました。お盆と正月くらいしか宮崎県に戻れなかったのですが、昨年宮崎県に戻って来たのを契機に、宮崎県をはじめ各地で見聞きしたバレーボールの戦術や練習方法等を紹介してみることにしました。
カラーシャツ（白シャツ、青シャツ、赤シャツ等色違いのシャツ）の棒人間の図面や動画で分かりやすく説明することにベストを尽くします。

ボールにきちっと手を当てたい。そしていいスパイクを打ちたい、いいサーブを打ちたい、ブロック上達したい、レシーブ上達したい、とにかくバレーボールで上達したい,ベストを尽くし一発当てたいという方のために、色々な情報交換の場にしたいのです。
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