ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

複雑なプレーをスムーズにこなすための練習方法

2010年10月03日 10時50分18秒 | 技術・練習方法全般
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色々な要素を連携させる難しさ
バレーボールの練習をするときに大事なのは、複雑で色々な要素が入っているそれぞれのプレーに関連する動作を、リズムよく一連の流れでやっていくというようにするということだと思います。

例えばアタック練習ですと、助走ポジションに移動し、タイミングを計って助走を開始し、大きく踏み込んでジャンプし、両手を振り上げ、弓引きのポーズになり、そこから体全体を鞭のようにしならせつつ効き腕でボールをヒットします。
レシーブですと、サーブレシーブして、そこからブロックのカバーに入り、ボールが相手コートに入ったら相手のセンター攻撃をマークする守備位置に付き、オープントスが上がったらポジションを取り直し、スパイクのコースを見切ったらその方向に手足を出してレシーブし、すぐに起き上がって、また、ブロックのカバーに入るといった具合です。その間に二段トスを上げる場合もありますし、他の選手にカバーを指示する場合もあります。

様々な動作をいかにスムーズにちゅうちょなく、リラックスするところと力を入れるところのメリハリをつけてリズム感よく行えるかということに尽きるのです。

で、落ち込みやすいのが、アタック練習だとボールを入れた途端に、それまで練習したフォームに気が回らなくなる、あるいはジャンプの動作を入れた途端に、助走タイミングのことを無視してしまうなどですし、レシーブですと、サーブレシーブしたとたんに、カバーに入るのを忘れるとか、レシーブミスの後他の選手がカバーしているのに「ごめん」と謝ることに気を取られ、他選手がカバーしたボールはまだ生きているのに、プレーをやめ反応しないなど、複数の要素を組み合わせてタイミング良く行うことができない、という状況です。

対応方法は丁寧に反復練習することに尽きます
そこで、一つ一つ動作についてですね、意識しなくてもできるようになるまで、丁寧に反復練習させ、そこから、その体得した動作に付随させて、その周辺の動作を練習していくということがいいような感じがします。

で、、コーチや監督は、それぞれの要素がきちんとなされているかを確認しながら、アドバイスしてやったり、ビデオで録画して選手に見せたりすることで、選手個々の持つイメージと実際の動きのズレを考えさせてやる機会を設け、調整させていくのがよいと思うのですね。

もちろん、運動センスがあって、難しいこと言わずともバンバン習得していく選手もいますしね、一方で、なかなかうまくできない選手もいます。大変ですけどね、そこがあるから、バレーボールは楽しいのです。

現在「0(ゼロ)から始めるアタック練習」の記事をアップ中ですが、是非、この記事で紹介するそれぞれの要素を大事にしながら、しかもそれが一連のアタック動作としてつながったプレーになるよう、頑張ってほしいと思います。
パーツを仕上げて、それをつなげていく、そういう感覚でプレーを習得していくのです。

あとは、努力あるのみ・・・。

こちら↓にも、他のバレーボール愛好家の記事がありますよ。どうぞお立ち寄りください。
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