はじめに
ラリー途中に一瞬訪れるチャンスで確実にプレーできるようにするための方法として、昨日はワンマンレシーブを御紹介いたしました。
今日はワンマンスパイクと球拾い等についてお話しします。
ワンマンスパイク
これは、セミくらいの比較的低いトスを次々に上げてスパイクさせたり、レフト、センター、ライトと移動しながら連続でスパイクさせたりして、一瞬でスパイクするあるいは本来のトスと違った状態のボールに対しても反応してスパイクするという習慣を付けるのに役立ちます。
この瞬時に判断してスパイクするシーンは試合中に結構登場しますので、役に立つと思います。
また、若干バテた状態でスパイクすると、体の力を抜きミートを良くして打つ技術を習得することにも役立ちます。
本数は5~20本くらいの間で実施するといいと思います。
クラブチームに所属したころは、20本の2セットをこなしておりましたが、鹿児島のママさん選手は10本2セットをこなしておりました。
球拾いや遊びの中でプレーを磨く
球拾いをバカにしてはいけません。
これも立派な練習にすることができます。
ワンマンや、スリーメン等のレシーブ練習の時、レシーブ練習以外の選手がコート回りに立って球拾いをすることがありますが、こういう場合も常にコート内に注意しながら球拾いを行い、レシーバーが弾いたボールがコートの外に行きかけて、なおかつ、レシーブ練習中の選手がこれを追っても届かない場合には、「オーライ!」と声を掛けて、球拾いの選手がこのボールをカバーしそのまま練習中のコートに入れてしまうのです。
このプレーは、球拾いしつつもコート内のレシーバーやボールの動きに集中していないとなかなかうまくいきません。
こういうところで、抜け目のないプレーをする選手になっていくことができます。
こういうことをやっておりますと、例えばスパイク練習中にも想定外のチャンスが突然起こることがあります。
例えば一度スパイクを打ったら、これを球拾いの選手がレシーブしそのボールがちょうど自分の所に返って来たというような場合です。こういう時にすかさず、パスから組み立てて再度スパイクするとかいうようなプレーをしてみるのです。結構、こういう遊びが実際の試合の中で生きて来るのです。
終わりに
以上です。
ワンタッチの後のボール処理を確実にするという話から始めた瞬時に判断してプレーする習慣を身につけるというお話をしてまいりました。
いずれも、ボールの上体を見ただけで、あるいは声に反応して、条件反射的に動けるようになるまで反復練習していくのがいいような気がいたします。
Aクイックに付いて来るブロックを避け、スパイクのコースを切り返すとき等は、自分自身でも本当はどうやってブロックを抜いたのか分からないことがあります。
無意識に体が反応してブロックを交わしているのです。
結局はそのような状態で体が動くようになるまで、持って行かないと、実際の試合ではなかなか通用するものではありません。
そして、その無意識のプレーを習得するために色々なプレーの仕組みをまず、理解し、順序立てて効率よく練習していくことが必要になるのですね。
そのお手伝いができるようにこれからも記事をアップしてまいりたいと思います。
明日からは、速攻中心に攻めて来るチームへの対応方法に関する記事をアップ予定ですが、こちらもどうぞよろしくお願いします。
当ブログのCM
付録1・・・・当ブログ応援のお願い
blogramランキング参加中! ←応援(クリック)していただくと嬉しいのですが・・・。
こちら↓では当ブログの見どころやバレーボールの人気ブログを紹介中です。どうぞ、ご覧ください。
にほんブログ村
付録2・・・・当ブログの特徴について
宮崎県出身の転勤族です。鹿児島県、熊本県、沖縄県、高知県等を転々としながら、今年宮崎県に戻ってまいりましたが、宮崎県をはじめ各地で見聞きしたバレーボールの戦術や練習方法等を紹介しています。
カラーシャツ(白シャツ、青シャツ、赤シャツ等色違いのシャツ)の棒人間の図面や動画で分かりやすく説明することにベストを尽くします。
いいスパイクを打ちたい、いいサーブを打ちたい、ブロック上達したい、レシーブ上達したい、とにかくバレーボールで上達したい,ベストを尽くしたいという方のために、色々な情報交換の場にしたいのです。
日本を代表する格闘技である柔道の選手が柔道着をバレーボールのユニフォームに着替えて活躍した事例等、上達したいという皆さんの期待に沿う記事をアップします。現在5つのカテゴリでトップを採っているほか、お盆や「格闘技(お盆や格闘技の記事は少ないですが・・・)のカテゴリでもランクインしています。
皆さんには、山本愛さんのように夫婦仲良くベストなバレーを続けられるような環境を目指ざしていただきたく、また、マラソンの有森裕子さんのように、地道に頑張る大器晩成、勝負どころでベストを出せるタイプの選手を目指していただきたく、初心者向けの記事や初心者が頑張っている記事をアップしたいと思います。
その他、夏休みの避暑地としてベストな宮崎県と鹿児島県境の霧島、日本一の焼酎会社霧島酒造等で有名な霧島、温泉や観光でベストな霧島の記事をアップアさせていただきます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます