はじめに
昨日までの記事「クイックをビシッと打つ(調整1)」及び「Aクイックをビシッと打つ(調整2)」の続きの記事をアップしています。
トスがやや流れている場合
基本的に、ポンさんやせれママさんが言われるように、トスを被ってしまうとクイックは打ちにくく、ボールを前に置くという調整が必要になるのですね。
で、その被り方について、その態様や原因を見極めて調整していくことが必要になってきます。
本日お話するのは、セッターのトスの問題です。
Aクイックのスアップのときですね、セッターが30cm~50cmくらいのレベルなのですが、トスをレフト方向にやや流して●→●のように上げる場合があります。
アタッカーが早いタイミングでジャンプしていて、そこにトスを持って行く、あるいはトスアップとアタッカーのジャンプがほぼ同時に行われているような高速のAクイックを打っているような場合で、アタッカーがジャンプした後調整できないような場合に、トスが流れていると、これも、ボールが左側に被った状態となり、アタッカーは引っかけてストレート側にフェイントしかできなくなるのですね。
調整方法
この場合は下図のとおり、セッターが少し意識してボールを真上につまり●→●
のようにトスアップします。
で、アタッカーも赤シャツのとおりスパイクできるという仕組みです。
アタッカーの助走を変えるより、このほうが簡単に治る場合があります。
いっそBクイックを!
また、この種の問題がある場合で、セッターがBクイックのトスを上げられるようであれば、Bクイックを打たせることをお勧めします。
アタッカーにしてみれば、Bクイックでトスアップされたボールは右側から跳んで来るので、アタッカーの体の左側にボールが行ってしまう前に、体の右側で捕らえヒットすることがやりやすいのですね。
セッターの技術は少々必要ですが、Bクイックが使えそうなら、Bクイックを合わせてからAクイックに来るというのもあります。
「柔道選手がバレーボールをしたら・・・・」の記事の動画に登場したクイックを打っていた選手は、ジャンプの位置がやや突っ込み気味でした。
そこで、ネット際でのクイックの場合に、セッターの近くに突っ込んで来た時にはトスを真上に、離れた時には少し流すといった調整をトスアップ時にしていました。だいたいの場合において、この選手の場合、トスはセッターの真上に上げていたのです。その部分の動画をアップしますから確認してみてください。比較的特徴が出ていると思いますので・・・
Aクイックをしっかり打たせる直上トス
ジャンプのタイミングが速いし滞空時間があるので、セッターが調整できるのです。
しかし、Bクイックの場合はその調整が不要なのです。
打点が高いので、だいたいのところにスッと速いボールを送るだけで、後はこの選手が処理してくれるのですね。
打点の高い選手であれば、このような合わせ方もできるのです。
せれママさんやPママさんのように打点の高い選手の場合、Bクイックは真剣に考えたほうがいいかもしれません。
打点のそう高くない、あの鹿児島のママさんですら、素人選手ですが最後にはBクイックとDクイックをこなしましたのでね。やればできます。
練習方法は、また詳しく書こうと思いますがとりあえず「セッターを作る・・・・トスアップ直前の動きを入れたトスアップ練習」「自宅でクイックの練習する手作りアイテム」にもありますので、参考にしていただくといいかと思います。
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そうそう、ストレートにフェイントめちゃよくあります。そして、これがいつもホールになってしまうのです。私は自分が遅れているとばかり思っていました。
Bクイックですか?考えたこともありませんでした。Aより難しいと思っていたので・・・覚えておきます。
新聞ボールやってみました。愚問ですが、^^ボール投げてもらってから腕を振り上げる?・・・私のはなぜかすごく遅いような・・・???結構、肩にきます???
前で、ミートしだしてから、Bもチャレンジすると、自信を持っていけると思いますよ^^
応援してます!!!ふれ~ふれ~^^
新聞ボール、腕にきますが、慣れるといいですよ^^手首スナップだけ意識して、なるべく早い玉だしをしてもらい^^
オープン打ちではなく、セミ~A打ちの腕あげを意識して行うと、いい感じになります^^
練習まえに家で行ってから行くと、ぬくもりますし、サーブ時の負担が減りますよ~!
後は、磯野さんに詳しくコツを教えていただいてくださいね!^^
せれママさんの言うとおり、順序よく練習して行ってください。
Bはセッターのほうは、やや、難しいが、スパイクを打つ側はAクイックと同じくらいか、若しくはAクイックよりも簡単であると私は思っています。
セッターはトスの高さもですが、スピードも考えないといけませんから、その点大変なんですが、アタッカーが早くジャンプしてくれていれば、強い、速いトスをアタッカーにぶつけるような感じで出すことができます。
アタッカーはそれを、ちょうどハエたたきでハエを叩き落とす感じで、あらかじめ手を上げてボールを迎え、ここぞというとき、パーンとスナップだけ効かせてボールをヒットします。
私も、毎回助けてもらってる感じです!笑。
セッターが安心して上げれる、アタッカーになりたいですね^^
今日の試合は、残念ながら、1セットもとれず。。すべて、18~20点は、いくのに。。。つめが甘い。。。まだまだです!撮影したので、もう1度見直して、明後日に生かせたらと思います!
この差は。。若さと技術が差です!
何がというと、9人制独特のネットプレー!!!
もう、素晴らしすぎて。
油断ならずで。勉強になりました。
さすが上位チームで。
毎回思うのですが、上位チームと試合を行うと、同じように試合運びがしやすいのですが、
同じ感じのチームとだいたいの予想をつけて試合をすると、ペースが。。。
勝利はするのですが、負におちないという。。
どのチームと行ってもチームカラーは、常に出していきたいですよね^^
負け試合でも、上位チームとの試合は、最高に楽しく思えます!!
ビデオ検証するのであれば、強いチームに肉薄しつつも敗れるパターンで、こういうのもありますので、一応確認してみたほうがいいかもですね。
相手のいいサーバーのときと、当方のいいサーバーのときに、互いがどのような攻撃をしており、それにどのように対応しているかということなのです。
これはですね、当方の選手のうちサーブのいい選手のときに相手のエースアタッカーが1本でサーブを切るようにし、あるいは今までにないオーソドックスな攻撃でサーブを切っているという状況がないか・・・・という点です。
これはですね。相手チームのサーバーがあまり厳しいサーブを打って来ないときは、つまりサーブで崩されることがないという程度のサーバーに対しては、比較的、エース以外のアタッカーを使いつつサイドアウトを取り返したり、逆に自分たちのチームとしても、それほどサーブがよくない選手がサーブの場合には少々リスクをしょった思い切った攻撃を仕掛けるという戦術があります。
そのため、こういうサーバーがサーブを打っている時は、強いチームであっても、攻撃がポイントにならず、相手チームと接戦することになります。
で、相手チームにサーブのいい選手が来たときにですね、それまでに使っていなかった一番オーソドックスで確実性のある攻撃でサーブを切るのです。
これは、それまでに時間差やエース以外の選手での攻撃を仕掛けておくとですね、相手のブロッカーやレシーバーがその攻撃をマークしようとするので、一番大事な時に仕掛けるオーソドックスな攻撃のマークがずれてしまうのです。
で、相手のいいサーバーをすぐに切ってしまうので、点差を空けられることなく試合を進められます。
で、今度は自分たちのサーバーがいいサーバーに回って来たときにですね。ここで、今までにない、確実性の高い攻撃でポイントを取るのです。
で、サーバーが続けてサーブ打てるように持って行きます。
すると、少なくとも2回はサーブが続き、1点はリードできるという試合の組み立てができるのです。
いざというところで、相手のサーブを確実に切る。あるいは、当方のサーバーがいいところで、最高に自信のある攻撃を仕掛ける。
そのための伏線として、その他の比較的対応しやすいサーバーの時には、この確実性のある攻撃は使わないという戦術なんですね。
こうなると、力の均衡したチームは、点差があまり開きませんが、最小得点差で勝利できるというものです。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、このような戦術もあるのですね。
その辺を考えて、攻撃の組み立てを少し調整しますと、今までリードしていたところでリードできないということが生じますが、逆に相手のいいサーバーを一回で切ることができ、で、その後に当方でいいサーバーが来たときに一気に点を2~3点取って逃げ切りを図るという感じです。
これを使い分けると、リードされていても想定の範囲内という試合展開ができます。
ま、もちろん、それをこなすだけのプレーヤーがいて、試合が均衡する状況ができてからの話しなのですけど・・・
試合の組み立てについても、また、詳細に記事をアップしてみますね。
セッターとアタッカーは対となって育って行くと思っていましてね、セッターが生きるには、いいアタッカーが必要なんですね。で、また、アタッカーが育つにはいいセッターが必要なのです。たがいが影響しあって、互いを育てるって感じだと思います。
せれママさんの姿勢がセッターにもいい影響を与えていると思います。頑張ってくださいね。応援しておりますので・・・。
しかし何の戦略、戦術もなく、攻撃&守備をしていては接戦では勝てないでしょうね。ここぞって時にどうやって得点を取るかは、チームで決める必要があると思います。また、磯野さんが仰る相手サーバーで強いサーブを打つ選手の時にどう切るか、または自チームで強いサーブを打つ選手の時にどう組み立てているか、これも確認した方がいいですね。
せれままさんのチームも戦略を持っていると思いますから、接戦でやられた場合にはメンタル意外の要素も見てください。何かしらありますよ!
それと、磯野さんの仰る、「セッターとアタッカーは対」これも良く分かります。
少し精神論になるかもしれませんが、人の成長って「依存→自立→相互依存」だと思うのです。まずは依存(あなた)人に頼り、次に自立(私)自分で決断し、最終的には相互依存(私たち)というのを目指すべきだと思っています。バレーでも同じで、依存している段階では人任せなので、失敗しても人任せ。自立している場合には、失敗しても自分の責任になります。そして最終的には相互依存。私たちが協力することにより、自分では出来なかったことが出来たりして、最高のパフォーマンスが発揮出来ます。私はこれが究極のコミュニケーションであり、究極のチームワークだと思うのです。相手に影響を与え、自分にも跳ね返ってくる。そういう状態を目指したいですね。そういった意味では、アタッカーが育つにはいいセッターが必要で、セッターが育つにはいいアタッカーが必要だというのは納得です。
せれままさん、相変わらず凄いですね。尊敬しますよ。ママさんでその練習時間・・・体壊さない程度で頑張ってくださいね。
Pままさん、新聞紙は自宅でのトレーニングに最適だと思います。まずはクイック、頑張ってください。
わたしは、オープンもセミもかぶっているようです。
皆さんの仰るように、順を追って焦らす、がんばります。!!!
磯野様。・・・ですよね!?なんか手が慌しいと思いました。^^:
手を上げた状態からですね。^^
サーブと攻撃の関係、またまた勉強になりました。早速メモっておきます。(V)
最後の詰めについてもポンさんが言われるとおりなのですね。
素晴らしい、フォローありがとうございます。
おっしゃられる通りです。
ここぞという時にサーブが苦手なメンバーに当たり、相手チームはとてもいいサーバーで。。
攻撃も途中我慢がたりず、使いこなせておりませんでした!
明日の試合、サーブ順とバックの守り、攻撃の仕方を考え、この1か月で固めていきたいです!!!
本日、スプリングカップ抽選結果でました。
第1試合=県のTOP1~3.
第2試合=同じ市の県Bランクでした。
朝1からTOPと。
残り1か月。
やるしかないのです!笑
焦らずに、相互依存で、頑張ります。
いつも本当に感謝しております。
ご意見、本当に参考になり、見直しができるので、ありがたいです!!