はじめに
これまで、ライトオープンスパイク習得するためのダイレクトスパイク練習で、クロスに打たせないようにということを口酸っぱく話してまいりました。
下図のとおり、ストレートに打たせて下さいというわけですね。
図1
今日は、その理由についてお話します。
セッターの位置から来るトスを打ってみる
ダイレクトスパイクがきちっとできるようになったら、実は、もう、ライトスパイクはでき上がったようなものです。
ダイレクトスパイクができるというのは、単にダイレクトができるだけでなく、ここでは、上記図のとおり、コートの中央寄りから上げられたトスをストレートに打ち返すことができるようになるということですが、このスパイクができるようになったら、今度は下図のとおり、セッターとアタッカーの位置関係をダイレクトスパイクの時と全く同様に保ってスパイクしてもらいます。
図2
上記図の意味がお分かりでしょうか?
アタッカーとセッターの位置関係は「はじめに」に載っている図1と同じです。
違うのはネットとコートの位置関係ですね。
ネットとコートを45度右方向に回した感じになってます。
その結果、セッター役のコーチ(黒シャツは)ネットの手前に来てしまい、アタッカーと同じ側のコートにいます。
つまりセッターの位置ですね。
図2をコート中心に見て行くと図3のとおりです。
図2と図3とは全く同じものですからね。その点も注意願います。
図3
この図を見れば、ダイレクトの練習の時アタッカーのスパイクコースに関してクロスに打たせるなとか、少なくとも、トスを上げたセッター役よりもセッター側から見て左側に打つよう言っていた理由がお分かりかと思います。
そうです。この状態でクロスに打つ癖をつけていたら、スパイクはこの図のセッターの右肩側を通って行くのですけど、味方のコートにスパイクボールが飛んで行くのですね。だから、クロスに打つ癖はダイレクトの練習時点でなおしておくのです。
以上のような理由から、初心者にライトオープンスパイクを指導する場合、ダイレクトの練習の時点から、クロスに打つ癖を付けないようにと切にお願いしていたのです。
当ブログのCM
付録1・・・・当ブログ応援のお願い
blogramランキング参加中! ←応援(クリック)していただくと嬉しいのですが・・・。
こちら↓では当ブログの見どころやバレーボールの人気ブログを紹介中です。どうぞ、ご覧ください。
にほんブログ村
付録2・・・・当ブログの特徴について
宮崎県出身の転勤族です。好きな食べ物はもち米、お餅、炭水化物が採れますから試合の朝は必ず食べてます。鹿児島県、熊本県、沖縄県、高知県等を転々とし、この3月、島根県松江市に転勤してまいりました。お盆と正月くらいしか宮崎県に戻れないのは残念ですが、松江はなかなか住みやすい落ち着いた町で、とても気に入って言います。
このブログでは、宮崎県をはじめ各地で見聞きしたバレーボールの戦術や練習方法等を紹介しています。
カラーシャツ(白シャツ、青シャツ、赤シャツ等色違いのシャツ)の棒人間の図面や動画で分かりやすく説明することにベストを尽くします。
ボールにきちっと手を当てたい。そしていいスパイクを打ちたい、いいサーブを打ちたい、ブロック上達したい、レシーブ上達したい、とにかくバレーボールで上達したい、ベストを尽くし一発当てたいという方のために、色々な情報交換の場にしたいのです。
柔道選手が柔道着をバレーボールのユニフォームに着替えて活躍した事例等、これから上達したいという皆さんの参考になるような記事をアップしたい、そして一人でも多くの人がバレーボールを楽しみたいと思ってくれるというのが、私の夢です。
地道に頑張る大器晩成、勝負どころでベストを出せるタイプの選手を目指していただきたく、初心者向けの記事や初心者が頑張っている記事をアップしたいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます