島根県大田市の石見銀山に行ってまいりました。
町内にはたくさんの鉱山跡の穴は見える訳ですが、現在解放されているのは、
そのうち「龍源寺間歩」という跡。
右上の建物で入坑券を購入いたしまして、左下の入り口から中に入ります。
入口のアップですね。
入口付近は高さが1m60くらいしかなく、私、ずっと中腰で歩いて行きました。
途中からあちこちに枝分かれして採掘して行った様子が分かる横穴があります。
その穴が高さ1mもなく、幅だって60cmくらいで、人一人が四つん這いでやっと入れるくらいの広さです。
こんな中を採掘に携わった人は、サザエの殻で作ったランプの明かりを頼りに進み、作業したとのことです。
ビックリしたのは、江戸時代であるにもかかわらず、採掘中に出て来る地下水ををポンプのようなもので吸い上げて処理したり、下記のような送風機を使って坑内に新鮮な空気を送る等の対応もきちっとなされていたということでした。
そして最もビックリしたのはこれ!
この辺り、河童が出るようで、
「観光客の皆さまへお願い
河童(かっぱ)を見かけても、決してえさを与えないでください。絶滅の恐れがあります。」
という立て札。
感動しました。
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