ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

0(ゼロ)から始めるアタック練習・・・12日目(移動と助走の区別を習得しよう)

2010年10月08日 11時13分31秒 | アタック練習
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本日の練習テーマ
昨日アップした「0(ゼロ)から始めるアタック練習・・・11日目(トスを打つ準備)」の記事では、巻頭図のとおり、アタッカーは、スタート位置を1~5のとおり変えてまっすぐに走り込み、そこからまっすぐ走り込んだ方向にスパイクする技術を身に付けました。
その技術を習得したら、今度は、スタート位置は「1」の位置に固定し、常にアタッカーはここからスタートしながら、それぞれ、赤、ピンク、黄色、オレンジ、グリーンシャツの位置に走り込み、そこからネットに向かって真っすぐスパイクする方法を習得します。

練習方法
下図を見て下さい。コーチはネットを隔てて右側から、を投げ入れます。
アタッカーは常に白シャツの位置から走り込みます。
レフトアタッカー(中衛レフト、前衛レフト)を目指す選手はの位置に走り込んでスパイクします。
逆にライトアタッカー(中衛ライト、前衛ライト)の位置に走り込んでスパイクします。


練習のポイント(移動と助走を区別する)
アタッカーのスタート位置は常に白シャツの位置からスタートしますが、下図のとおり、アタッカーはスタートと同時に、いったん1~5の助走開始場所に移動します。
そして、そこから助走に入るのです。

白シャツから1~5へ行くまでを、「移動」。
1~5の位置から赤、ピンク、黄色、オレンジ、グリーンシャツの位置に走り込むまでを「助走」と言います。

助走というのは、アタックをするために走り込む動作を言います。
移動というのは、助走開始場所に移動する動きを言います。
これは、アタッカーと言えども、アタックを打つだけではなく、レシーブやブロックをしなければなりません。
で、レシーブやブロックをした場所ですと、コート内の様々な位置にいるわけです。
そのような場所から走り込んでアタックするのではタイミングが取りにくいでしょ?

そこで、最初のうちは、例えば、セミクイックを打つのでしたら、セッターにボールが入ったら、1,2、3歩で助走してスパイクできる助走開始の位置関係をしっかり見つけておくのですね。
そして、その助走開始位置からタイミングよくスパイクするには、セッターにボールが入るまでの間に助走開始の場所に移動しておけばいいわけですね。

言わば上の図なら、白シャツの位置がレシーブ位置。
1~5が助走開始の位置。
白シャツの位置でレシーブしたら、セッターがトスアップする(この場合、コーチがボールを投げる)までの間に助走開始ポジション(この場合1~5の位置)に移動しておき、そこから、一定のリズムで走り込んでスパイクするということになるわけです。

慣れてくると、これを、一連の動きで行うことができますし、きちっとした助走開始位置に行かずとも、移動が遅れた場合には移動途中から助走に変えて、近回りしてスパイクに走り込むということもあります。

最初のうちは、タイミングをしっかり合わせるため、移動と助走をしっかり区別して行うことをおすすめします。

コーチは一定のトスを投げる
コーチは一定のトスを投げるということが重要になります。
この練習では、まず、アタッカーが移動する間はトスを投げず、助走ポジションに入った瞬間にネット上2mくらいのタイミングを取りやすいトスを投げて下さい。
移動と助走を区別させるその認識をしっかりアタッカーに植え付けることが必要です。

こちら↓にも、他のバレーボール愛好家の記事がありますよ。どうぞお立ち寄りください。
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