動画の前に少し説明いたしますね。
相手チーム(手前のチーム)のブロッカーは5枚なのですが、サーブレシーブで崩され、ブロッカーの一人である中衛レフトがカバーにコートの外まで走ってボールをつなぎます。
で、なんとか返球にこぎつけるのですが、中衛レフトはブロックへの戻りが若干遅れてしまいます。
そこで、相手ブロッカーがカバーに走ったのを見た当方のセッターはブロードのサインを出します。
ブロードは長めのやつと、短めのやつと二つ準備していたのですが、ここでは長めのブロードを使うのですね。
理由は、コートの外までカバーに走った中衛レフトの選手には余裕がないはずだから、この選手と勝負しようというものです。
攻撃する側は、アタッカーをいったんレフト寄りに集めます。
中衛ライトもセンター寄りに詰め、バックセミを打つ体制を取るのですね。
すると、通常ライトオープンが打つ位置には誰もアタッカーがいない状態となり下の写真のように大きなスペースができます。
当然ブロッカーはレフト側に寄ってきます。
そこをアタッカーがライトまで走り抜けて、ブロード気味の平行を打つのです。では、動画をご覧ください。
9人制バレーで平行をブロード気味に打つ戦術
アタッカーはトスアップ前からスタートを切っているので、ブロッカーがサイドステップで追いつくのは難しいのです。
また、勝負はチーム一丸となって仕掛けますが、相手チーム全体と勝負せず、余裕のない一人の選手とだけ勝負するのがいいのです。
へこんでる選手はいないか、不調の選手はいないか、厳しいプレーをした直後の選手はいないか、よく見ておき、仮にそんな選手を発見したら、勝負どころは、その選手のところに一番スパイクの安定性のある選手を絡めて攻撃仕掛けるようにするのです。
ブロードはちょっと練習が必要ですが、やればできないプレーではありません。相手チームに精神的ショックを与えるいい攻撃になりますよ。
近日中に練習風景の動画もアップしてみたいと思います。
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こちら側も気をつけていかないといけません。
9人制婦人は、どうしても固定の位置にいる感じが抜けませんね。まさか
と思うブロードは利きますね。
この距離を平行打ちするには、素早い動きと体力ないとダメですね。。
では、本日も練習に!
横に動く分ちょっと打点は下がりますが、ブロックの横を抜けばいいわけですからね。
体力やスピードは必要ですね。練習も最初は合わずに大変でした。特訓をしました。
しかし、いったん合い始めると、通常のスパイクと同じ感覚でできるようになるのですね。
ママさんでもできるんじゃないかと・・・
磯野さんの希望も含めまして^^
今日は、内容がスプリング向けての練習でした。インフルエンザやノロが流行り、人数が12人だったので・・・今日はライトオープンとバックに入ったりだったのですが^^
あれだけ苦手なライトが、得意に^^
あの磯野さんのアドバイス、かなり有効です!
もう意識せずにどんどんいけます。
角度1つで、こんなにも違うのかと!笑。
で!
これになれたら、ブロードチャレンジですね^^
せれママさんほんとにありがとうございます。
ブロードもですね、是非挑戦していただきたい戦術です。スペースを作っておいて、アタッカーの個人技を使ってそこに走り込ませて勝負する。
可能な戦術だと考えているのです。