はじめに
今週は、ネット際を横に走りながら、ブロックを置き去りにするスパイクを紹介していますが、福岡に勤務した時職場のチームに指導したのが、本日の記事です。
内容は、ライト側のセミですが、これをそのまま打たず、前衛ライトが敢えて前衛レフトの位置に動き、そこからセッターの右側まで走りぬけてスパイクするという戦術です。
ブロックを外すアタック助走
以上のとおりです。
よく見ると、これネットタッチのようにも見えますね。
この時は、そのまま我チームにポイントが上がったんできづかなかったんですけど、まあ、分からないネットタッチはファインプレーってことで・・・
ブロックが1枚になり、外されている状況は理解できると思います。
ブロッカーとアタッカー1対1のときは80%アタックが決まるっていう話、本で読んだことがありますが、その状況を作るために、ライトセミをうつ前の助走方向を変えるという戦術です。
この試合、前衛レフトが骨折して試合に出れず、かと言って選手層の薄いこのチームに前衛レフトができる選手もいなかったので、それなら・・・ということで、中衛両サイドと前衛のライトの3人で攻撃することになりました。
中衛両サイドには、セッターがトスアップする場合は、アタックライン辺りからでも平行トスを上げるということにした上で、パスがちょっと乱れたのを見て平行をマークするべく、両サイドに開こうとするところを、一番隙間があくライトセミで勝負したというものです。
トスはネットから1m50cmくらい離れた位置から上げられていますが、セッターはボールの下に走り込みながら、中衛レフトのほうにちょっとだけ顔を向けるのですね、すると相手をよく見てシフトを敷くチームは、この動作に引っ掛かって、レフトからの攻撃に備えようとします。相手チームの中衛センターが右手を指して指示しながら自分もレフトのクロススパイクが来る方向に移動していますし、ブロッカーも3人がレフトに寄ろうとし始めます。
そこで、敢えてバックセミにトスアップします。
アタッカーの動きがいいのでこういうプレーができますね。
このアタッカーは学生の時はライトオープンを打っていたとのことでした。しかし、非常に器用な選手で、ブロードを半年前にものにし、Aクイックもこの大会の1月前から練習して打てるようになりました。
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アタッカーの器用さに!目を奪われます。
男子の9人制試合も、1度調べて見にいかせて頂きたいと思いました。
6人制やママさんはよく見るのですが^^
最近ソフトバレーも盛んですし!
勉強になります。
なかなか器用なアタッカーでしょ?
20代の若い選手で、吸収も早く、いろんなことさせました。
この選手、また、レシーブがうまいのですよ。
顔もいいし、子供にも人気があって、いい男でした。
アタッカーを、ネット際で横向きに走らせるのは、ほんとに効くと思います。
ポンさんの戦術(レフトオープンが走り込んでBを打つ)と同じ原理なんですよね。
一瞬でいいから、レフトに回ると見せてから、ライトに走るのですね。
相手の動きをよく見てシフトを敷くチームほど、よく引っかかるのですね。