ブログにお越しくださりありがとうございます。
やっと気持ちのいい晴天でした。
午後からちょっと曇りがちでしたけど、
やっとこさ~の秋晴れで、気温も過ごしやすく、
ありがたい日でした。
今日から11月号のお稽古が始まりました。
条幅の初級課題を早速書いてきてくれたのですが、
雅印を押してなかったので、持ち帰って次回に
押してきてもらうことに。
なので、手本で課題のご紹介です。
小橋流水人家
(しょうきょうりゅうすいじんか)
【大意】
小橋が谷川にかかり人家が見える
by 韋 元 旦 (いげんたん)
太い筆で太く書いたつもりなのですが、
乾いてみると、細く見えます。
朱墨って、そう見えることありませんか?
朱墨のせいにしてる…;
小学生からシニアの方まで、書道をたのしんでくださっています。
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こちらの教室で使っている手本は、故・大貫思水先生
(小中学校検定教科書筆者、旧文部省筆順委員会委員)の 教本です。
(小中学校検定教科書筆者、旧文部省筆順委員会委員)の 教本です。
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朝ドラ「エール」は、戦争中の場面はつらかったけど、
実際はもっと悲惨で残酷だったのでしょうと、思うと、
当時を生きていた人たちの大変さはいかばかりかと。
4年前、恩師の書道教室でご一緒だった当時97歳の方。
中国の最前線にいらしたそうです。
「真正面から鉄砲の玉がパンパン飛んできて、
川をびちゃびちゃ渡りながら、その中を進むんだよ。」
周りの仲間たちがバタバタ倒れた、と。
私は、「怖くありませんでしたか?」
「怖いとかじゃない」というようにおっしゃったと。
父も用事で鎌倉に言った時、アメリカの飛行機に
見つかって、狙い撃ちのようにされて、
「大きな木の周りをグルグルと回って逃げたけど、
向こうもグルグル回って打ってくるんだ。」
父は、海軍士官学校に応募して、
筆記は受かったけど、身体検査で肺結核のあとが
見つかって、落ちた、と。
軍関係の学校はいくつかあったようですが、
海軍士官学校だよ、海軍兵学校じゃないよ。
と、士官育成の方だよ、と、
なんべんも自慢されました。
戦後になってからそう自慢されても…;
母は、東京大空襲で一人で戦火を逃げまどい、
亡くなった人たちがごろごろしてて、
それを踏み分け家に帰ったら、灰になっていた、と。
私が小さい頃、「エール」でやっていた、
「…七つボタンは桜に碇」など、
そんな曲をレコードで父は聞いていました。
お陰で、朝ドラを見ながら、私は全部そらんじて歌えました;
そして、「緑の丘の赤い屋根、とんがり帽子の時計台」
も歌えます。 このころ私はまだ生まれてないはずなんですが…
さてさて、語り継ぐ人がいないので、
この場で、そんな真似事をしてみました。
長々お読みくださって、ありがとうございました。
追伸: 岩城さ~ん! (T T)