条幅の中級課題は、いつも行書なのですが、
11月号は、草書で、この課題をお稽古されている方々は、
苦戦されています。
扁舟一掉(いっとう)何處にか帰る
家は江南黄葉の村に在り
【大意】
小舟で水をかいてどこへ帰っていくのだろうか
家は江南の黄色に色づいた木々に包まれた村であろう
by 蘇 軾 (そ しょく)
「帰」 と 「處」 が特に難しそう…
ぐるぐる目が回っちゃう。。。
左の行は、字座が難しそう…
「在」 と 「江」 の空きが広いようで、
実は微妙に空間の流れを作っています。
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今日は晴れて、昼間は、過ごしやすい気温と湿度だったので、
思い立って、家中の窓ガラスと網戸を両面、拭き掃除、がんばりました。
今年もあと2ヵ月弱だと思ったら、年末にまとめて大掃除するのは大変ですから、
今からできることを少しずつやったほうが楽かな、と。
がんばったなあ…と、夜、戸締りをしていたら、
ベランダから澄んだ半月が光っていました。
ラッキー! これはご褒美? ^^
がんばっていると、天がちゃんと見ていてくれます。
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