うさ子とピョン太の話 257

ピョン「わーっ、きいちご」
うさ子「美味しそう」

ピョン「あーっ、すぐり」
うさ子「これも、美味しそう」

ピョン「わーっ、桑の実」
うさ子「またまた、美味しそう」

ピョン「桑の実は、高い所になっているので取れませんです」
うさ子「残念ね」
ピョン「あっ、」
うさ子「えっ、」
ピョン「桑の実、落ちてますです」

うさ子「ピョン、食べたそう」
ピョン「うーん、」
うさ子「ピョン、落ちたのはやめときなさい、ありさんのものよ」
ピョン「ありさん、ね、仕方ないから、目でたべますです」
うさ子「はいです、よーく見ておくのね」
ピョン「そうしますです」

ピョン「ほたるぶくろ」
うさ子「ほたるぶくろ、いい名前ね」
ピョン「ほたる、いないかな」
うさ子「いても、まだ明るいから分からないわよ」
ピョン「そうですね」

ピョン「ほたるぶくろはほたるを入れるお花、それでは」
うさ子「それでは、何！」
ピョン「これです、ピョンを入れる袋です」
うさ子「何、ピョンを入れる袋」




うさ子「見なければよかったわ」
ピョン「うさぎぶくろ、です」
うさ子「はいはい、ご苦労様でした」

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おまけ
暑い日が続きますが、お体大切にお過ごし下さい。