正月4日に病院へ駆け込んだ息子。
腸閉塞は通過したけど、盲腸炎疑いということにして、とりあえずのOBFX(オルビフロキサシン:ニューキノロン系の抗菌薬)2週間。
その後 閉塞は起こらないものの、なんとなーく波がありまして、2週間過ぎ頃から安定してきたのですが、再診時「盲腸の少し手前に1~2cmほどの塊がある」
さて、この塊が何か?ということは、試験開腹するか穿刺するしかないわけで。
この頃 かーさん人形作りが忙しすぎて、完全に頭が回っておりませんでしたよ。
納入日があったので、朝9時から夜は0時過ぎまでやってましたから、他に頭がいかない。
やっと大波が過ぎたところで、「いや このまま様子見ていてもラチが開かない。 麻酔して穿刺&生検しなきゃ 次の手はないよね。」
という事にやっと気がつき、この件に関してはY先生にお願いしようと決めました。
ここまでですでに1か月ほどたっているわけですが、高齢になったせいか人形作りのせいか、時間経過を覚えていない(ーー)
まぁ 何事も過ぎてしまえば ま いいかぁ~ というヒトですが、それがますますひどくなってますね。
ともあれ先生に再診をお願いした処 「手前のが2~3cmになってますね」。
前回より倍近く大きくなっているんですから、待ってられない。
生検したのが2週間前 結果出るのに1週間。
穿刺してみたところ「膿が出てきました」とのこと。
とりあえずリンパ腫というのは逃れた模様。
それだけでも、かなりホッとしました。
でも膿瘍となると、薬効きにくいよね。どんどん大きくなって破裂したら、腹膜炎に敗血症に・・・・
そして検査結果が出ました。
《膿の正体》
Escherichia coli(エシェリヒア コリ:大腸菌の一種)
遊走性のグラム陰性桿菌で、腸内常在細菌叢を構成する。
腸管内では嫌気性グラム陰性桿菌に次いで多く、非病原性であるが、腸管以外では病原性を示す。
Klebsiella pneumoniae(クラブシエラ・ニューモニエ:肺炎桿菌)
口腔や腸管における常在菌だが、呼吸器感染症や尿路感染症などを引き起こす。
弱毒性ではあるが、菌交代現象(※1)を起こし、感染症を引き起こすことがある。
Bacteroides fragilis group(バクテロイデス・フラギリス・グループ)
嫌気性グラム陰性桿菌で、腸内・呼吸器・性器に常在菌として存在。
人の常在糞便菌叢の95%を構成する。
抵抗力が落ちた場合、混合感染の形をとる内因性感染(※2)である。
腹腔内感染が多いが、全身的にも感染症を起こす。
※1 菌交代現象 :通常は病原性の菌があっても、その他の細菌叢によって抑えられているものが、抗生物質等により常在細菌叢が減って病原性の菌が増殖してしまう事。
※2 内因性感染 :自己常在菌が本来の常在場所以外の組織に侵入して起こした感染症。
うん とっても納得の内容です。
で、以前出ていたOBFXですと、大腸菌と肺炎桿菌は感作しましたが、3つ目のバクテロイデスにはあまり効果がない。
3つとも有効だった薬剤のうちOFLX(オフロキサシン:ニューキノロン系 合成抗菌剤)を投薬することになりました。
オフロキサシン 先発品がタリビットって、なんだかとってもなじみがある薬なんですけど(^^;;
ちなみに、オフロキサシンのほとんどは腎臓から排泄されるようですから、長期投薬の場合は腎機能もチェックした方がいいのかな~
投薬初めて1週間。
本当はもっと空けてもいいのですが、なんとなく気になるじゃないですか。
なので月曜に診ていただきました。
顕著にサイズは変わっていませんが「目立って変わっていないけれど、大きくなってはいない。何なら心持ち小さくなったかなぁ~笑」でした。
ひとつだけ気になっていた事。
「腫瘍と違って膿瘍は中に血管がないじゃないですか。薬届くのかしらと心配になります。」
「ウサギのこうした(腹腔内)膿瘍って、結構あるんです。抗生剤で効くことが多くて、播種されたようなのが短期にきれいさっぱり消えたこともあるんです。」
先生の言葉を信じて、次回は24日です。
少しでも薬が効いていると良いな。
ちなみに 投薬に苦労なしなのが、本当に助かっています。
そして多少の波はあるものの 最近はご機嫌さんが多くて、よく食べよく出し。
ちなみにチンチラのペレット 相変わらず大好物。
内容的にどうなのよ? と思ってメーカーさんに聞いたらチンチラ用にブレンドしてありますが・・・で、与えたからと言って体に悪いわけじゃないらしい。
チンチラ用を選択するのは飼い主の責任ですから、このままチンチラ用とウサギ用のブレンドで行きます。
そして 野菜は青梗菜やセロリは飽きたそうで、セリも水菜もいらん!
ただ今 葉先が赤いリーフレタス一択の坊ちゃま。
一応庭のアルファルファ(ムラサキウマゴヤシ)・コメツブウマゴヤシ・タンポポ・三つ葉は、食べてやらんこともないとのこと。
本当に好みがうるさいですが、食べて元気なら何よりです。
腸閉塞は通過したけど、盲腸炎疑いということにして、とりあえずのOBFX(オルビフロキサシン:ニューキノロン系の抗菌薬)2週間。
その後 閉塞は起こらないものの、なんとなーく波がありまして、2週間過ぎ頃から安定してきたのですが、再診時「盲腸の少し手前に1~2cmほどの塊がある」
さて、この塊が何か?ということは、試験開腹するか穿刺するしかないわけで。
この頃 かーさん人形作りが忙しすぎて、完全に頭が回っておりませんでしたよ。
納入日があったので、朝9時から夜は0時過ぎまでやってましたから、他に頭がいかない。
やっと大波が過ぎたところで、「いや このまま様子見ていてもラチが開かない。 麻酔して穿刺&生検しなきゃ 次の手はないよね。」
という事にやっと気がつき、この件に関してはY先生にお願いしようと決めました。
ここまでですでに1か月ほどたっているわけですが、高齢になったせいか人形作りのせいか、時間経過を覚えていない(ーー)
まぁ 何事も過ぎてしまえば ま いいかぁ~ というヒトですが、それがますますひどくなってますね。
ともあれ先生に再診をお願いした処 「手前のが2~3cmになってますね」。
前回より倍近く大きくなっているんですから、待ってられない。
生検したのが2週間前 結果出るのに1週間。
穿刺してみたところ「膿が出てきました」とのこと。
とりあえずリンパ腫というのは逃れた模様。
それだけでも、かなりホッとしました。
でも膿瘍となると、薬効きにくいよね。どんどん大きくなって破裂したら、腹膜炎に敗血症に・・・・
そして検査結果が出ました。
《膿の正体》
Escherichia coli(エシェリヒア コリ:大腸菌の一種)
遊走性のグラム陰性桿菌で、腸内常在細菌叢を構成する。
腸管内では嫌気性グラム陰性桿菌に次いで多く、非病原性であるが、腸管以外では病原性を示す。
Klebsiella pneumoniae(クラブシエラ・ニューモニエ:肺炎桿菌)
口腔や腸管における常在菌だが、呼吸器感染症や尿路感染症などを引き起こす。
弱毒性ではあるが、菌交代現象(※1)を起こし、感染症を引き起こすことがある。
Bacteroides fragilis group(バクテロイデス・フラギリス・グループ)
嫌気性グラム陰性桿菌で、腸内・呼吸器・性器に常在菌として存在。
人の常在糞便菌叢の95%を構成する。
抵抗力が落ちた場合、混合感染の形をとる内因性感染(※2)である。
腹腔内感染が多いが、全身的にも感染症を起こす。
※1 菌交代現象 :通常は病原性の菌があっても、その他の細菌叢によって抑えられているものが、抗生物質等により常在細菌叢が減って病原性の菌が増殖してしまう事。
※2 内因性感染 :自己常在菌が本来の常在場所以外の組織に侵入して起こした感染症。
うん とっても納得の内容です。
で、以前出ていたOBFXですと、大腸菌と肺炎桿菌は感作しましたが、3つ目のバクテロイデスにはあまり効果がない。
3つとも有効だった薬剤のうちOFLX(オフロキサシン:ニューキノロン系 合成抗菌剤)を投薬することになりました。
オフロキサシン 先発品がタリビットって、なんだかとってもなじみがある薬なんですけど(^^;;
ちなみに、オフロキサシンのほとんどは腎臓から排泄されるようですから、長期投薬の場合は腎機能もチェックした方がいいのかな~
投薬初めて1週間。
本当はもっと空けてもいいのですが、なんとなく気になるじゃないですか。
なので月曜に診ていただきました。
顕著にサイズは変わっていませんが「目立って変わっていないけれど、大きくなってはいない。何なら心持ち小さくなったかなぁ~笑」でした。
ひとつだけ気になっていた事。
「腫瘍と違って膿瘍は中に血管がないじゃないですか。薬届くのかしらと心配になります。」
「ウサギのこうした(腹腔内)膿瘍って、結構あるんです。抗生剤で効くことが多くて、播種されたようなのが短期にきれいさっぱり消えたこともあるんです。」
先生の言葉を信じて、次回は24日です。
少しでも薬が効いていると良いな。
ちなみに 投薬に苦労なしなのが、本当に助かっています。
そして多少の波はあるものの 最近はご機嫌さんが多くて、よく食べよく出し。
ちなみにチンチラのペレット 相変わらず大好物。
内容的にどうなのよ? と思ってメーカーさんに聞いたらチンチラ用にブレンドしてありますが・・・で、与えたからと言って体に悪いわけじゃないらしい。
チンチラ用を選択するのは飼い主の責任ですから、このままチンチラ用とウサギ用のブレンドで行きます。
そして 野菜は青梗菜やセロリは飽きたそうで、セリも水菜もいらん!
ただ今 葉先が赤いリーフレタス一択の坊ちゃま。
一応庭のアルファルファ(ムラサキウマゴヤシ)・コメツブウマゴヤシ・タンポポ・三つ葉は、食べてやらんこともないとのこと。
本当に好みがうるさいですが、食べて元気なら何よりです。