昨日のNHKで、懐かしい(?)SLの番組をやっていました。
最後に乗ったのは、いつの頃だろう?
おそらく幼稚園くらい?
夜行で上野から八戸までかな? 下車駅は、あまり覚えていません。
あの頃はもう、都心はディーゼル機関車で、確か大宮あたりで蒸気機関車に入れ替えだったと思います。
映画「三丁目の夕日」そのままの賑わいの上野駅を夜にたって、狭い二段の寝台車は、下手に起き上がると子供でも頭をぶつけそうになって(笑)。
以前に書きましたが、目覚めてビュッフェ(食堂車)で三陸海岸を眺めながら、ハムと目玉焼きとトーストの朝食をし、ちょっとしたセレブ気分(^^;;。
途中トンネルがあると、窓を閉めるのはお約束。
(お若い方へ。蒸気機関車はモクモクと真っ黒な煤を吐いて走ります。トンネルに入ると、その煙が窓から社内に入るので、窓は閉めなくてはならないのです。)
そんな懐かしい記憶と共に、番組を見ておりました。
そして懐かしい列車の姿と共に目に付いたのが、これ↓
今では走行スピードも上がり、めまぐるしいタイムスケジュールのせいで、駅弁を買う必要も、買う時間もなくなったのは、何とも残念な事です。
このローカルな風景が、旅先の土地の人と旅人をつなぐ、醍醐味だった気がします。
「早く 早く! おじさん来て!」
「これちょうだい! ハイ お金」
ベルの音と一緒に走り出す列車に、小走りに走りながらお釣りや商品を手渡し、「ああ、買えて良かった!」と安堵するあの気持ち。
ちょっとワクワクものでした。
そして旅のお供と言えば、これ↓!!
コップ兼用の蓋に、列車の揺れにこぼさないように、お茶を注いでいただく楽しさ。
もっと昔は、陶器だった気もするのですが?
なにやらぐい飲みのような蓋で飲んでいた記憶が、かすかにあるのです。
十和田(母の実家)に行くのは夏休みでしたので、上野駅では必ず冷凍ミカンを買ってもらったものでした。
それから間もなく、七戸の飛行場が民間機乗り入れが出来るようになったので、心臓が悪い母の体を思った父は羽田からの飛行機を利用し、夜行列車に乗ることはなくなりました。
今でもあのガッシュガッシュという列車の音は、亡き母との楽しい想い出につながっています。
ちなみに番組は、この先なかなかこういう番組はないだろうと、列車のシーンだけつなげてDVDに落としておきました。合間のスタジオでのお話はカットです。
だって、先日のカラヤンの番組でも思ったのですが、スタジオのゲストの方が、ふんぞり返った感じでいやだったのです。
いくらリラックスして一緒に番組を楽しむと言うコンセプトでも、肘を突いてお話したり、ふんぞり返って足を開いている姿など、見好いものではありません。
人の所作と言うのは、見ているものの気持ちを動かします。
どうせ人に見ていただく記録番組的なものならば、誰が見ても気持ちの良い態度でいたいものです。
最後に乗ったのは、いつの頃だろう?
おそらく幼稚園くらい?
夜行で上野から八戸までかな? 下車駅は、あまり覚えていません。
あの頃はもう、都心はディーゼル機関車で、確か大宮あたりで蒸気機関車に入れ替えだったと思います。
映画「三丁目の夕日」そのままの賑わいの上野駅を夜にたって、狭い二段の寝台車は、下手に起き上がると子供でも頭をぶつけそうになって(笑)。
以前に書きましたが、目覚めてビュッフェ(食堂車)で三陸海岸を眺めながら、ハムと目玉焼きとトーストの朝食をし、ちょっとしたセレブ気分(^^;;。
途中トンネルがあると、窓を閉めるのはお約束。
(お若い方へ。蒸気機関車はモクモクと真っ黒な煤を吐いて走ります。トンネルに入ると、その煙が窓から社内に入るので、窓は閉めなくてはならないのです。)
そんな懐かしい記憶と共に、番組を見ておりました。
そして懐かしい列車の姿と共に目に付いたのが、これ↓
今では走行スピードも上がり、めまぐるしいタイムスケジュールのせいで、駅弁を買う必要も、買う時間もなくなったのは、何とも残念な事です。
このローカルな風景が、旅先の土地の人と旅人をつなぐ、醍醐味だった気がします。
「早く 早く! おじさん来て!」
「これちょうだい! ハイ お金」
ベルの音と一緒に走り出す列車に、小走りに走りながらお釣りや商品を手渡し、「ああ、買えて良かった!」と安堵するあの気持ち。
ちょっとワクワクものでした。
そして旅のお供と言えば、これ↓!!
コップ兼用の蓋に、列車の揺れにこぼさないように、お茶を注いでいただく楽しさ。
もっと昔は、陶器だった気もするのですが?
なにやらぐい飲みのような蓋で飲んでいた記憶が、かすかにあるのです。
十和田(母の実家)に行くのは夏休みでしたので、上野駅では必ず冷凍ミカンを買ってもらったものでした。
それから間もなく、七戸の飛行場が民間機乗り入れが出来るようになったので、心臓が悪い母の体を思った父は羽田からの飛行機を利用し、夜行列車に乗ることはなくなりました。
今でもあのガッシュガッシュという列車の音は、亡き母との楽しい想い出につながっています。
ちなみに番組は、この先なかなかこういう番組はないだろうと、列車のシーンだけつなげてDVDに落としておきました。合間のスタジオでのお話はカットです。
だって、先日のカラヤンの番組でも思ったのですが、スタジオのゲストの方が、ふんぞり返った感じでいやだったのです。
いくらリラックスして一緒に番組を楽しむと言うコンセプトでも、肘を突いてお話したり、ふんぞり返って足を開いている姿など、見好いものではありません。
人の所作と言うのは、見ているものの気持ちを動かします。
どうせ人に見ていただく記録番組的なものならば、誰が見ても気持ちの良い態度でいたいものです。