昼間会社から病院へ連絡を入れる。
「いかがですか?シジミちゃん」
「傷の直りが悪いのか、口をモゴモゴさせて、よだれも出ています。あまり食べないので、ウンチも細かいのしか出ません。夜になりますが、診ていただけますか?」
と言うことで、会社からすっ飛んで帰宅。
今日はママちんお仕事お休みなので、車で連れて行ってくれました。
あいにくの雷雨だったので、とても助かった♪
「どうですか?」
「ひどく悪いと言うのではないのですが、やはりあまり食べないんです。だからミジンコウンチで。自分から出てきてイスに飛び乗ったり、ダンボールビリビリして遊ぶこともあるんですけれど。
今日はなんとなく微熱がこもっていると言うか。よだれも出ているので、抵抗力が落ちているせいで舌の傷の治りが悪いのかと思って。それに唇全体がなんとなく腫れて炎症をおこしているでしょう?唇もユキのようにしまっていると言うのではなく、なんとなくルーズになっているし。きっとこの調子で、鼻腔も炎症を起こしているので、(空気の通り道が狭まって)ヒーヒー音が出るんだと思うんです。」
「どれどれ・・・」
シジミを診た先生。開口一番
「ありゃりゃ。口角炎を起こしていますね。これは痛かったでしょう。コレになると、みんな食べられなくなるんです。」
と、とても困った顔。
確かに上下の唇の合わせ目、口角がただれて茶色いカサブタ状のものがこびりついています。
「これは本当に痛いんですよ」
「ぴりぴりする感じなんでしょうね。それに口全体が腫れているでしょう?」
「なるほど、そうですね。どれ、口の中はどうかな? うーーん。ヨダレが多くて見えにくいな。(綿棒で口の中のよだれを除いて) ああ、傷は赤みが消えて白くなっているし、だいぶ良くなっていますよ。でももう少し歯を処置しましょう」
「これになったら、投薬は一切中止です。」
「人間ならケナログでも付けたいところです」
「うん。でもウサギさんはなめてしまうからね。何にもしないのが、一番です。するならお湯で拭いて上げるくらい。」
とりあえず処置が一段落したところで、昨晩考えた「ウィルス説」を聞いてみた。
「うーーん。私は反対に”ウィルスではない”とか、一つずつ(原因と思われるものを)排除していきますね」
「今回は抵抗力が落ちているんじゃないかという話ですが。(うんうん)漢方はどうでしょう。私も数年前更年期障害になった時に、漢方薬局で調合してもらって、時間はかかったけれど良くなったので」
「ああ、そうおっしゃっていましたね。私は普通の獣医師が漢方があるからと漢方薬を使うのは反対なんです。でも、漢方をきちんと勉強した漢方医がちゃんと全身症状を見て処方するなら、それは良いと思っているんです」では、その線も追ってみましょうか。
「今日は一応点滴(皮下補液)をしておきましょう」
で、気になっていたので
「今回はだいぶ時間もかかっているので、内臓機能の方も気になってるんですが」
「そうね、私も血液検査をしようかと」
「お願いします」
「では、点滴は結果によって変えるかもしれないので、結果が出たら」
と言うことで採血を。
普通はウサギの耳の静脈から採血する方が安全。
でもユキのような白い耳なら分かりやすいけど、シジミはグレー。その上
「この子は血管が細いね」
と言うことで、耳の真ん中を走っている動脈から。
(ちなみに、動脈から採血するのは技術と経験が必要)
「緊張していると、血管が細くなると言うことはありませんか?」
「それはないんですけれどね、なかには針を刺したとたんに血管を収縮させてくれる子がいるんです(^^;;
でもこの子は大丈夫ですね」
と、あっという間に必要量を。
「動脈からとりましたからね。ちょっと抑えておかないと、出血させちゃう」
で、結果。 一つ一つ説明してくださって
「どれも問題ないんですよ。」
「よかったぁ~」
「いえ、この状態でなんともないというのが(--) これで肝臓が悪いとかなら、そこを集中して治療してみるんですが、ご覧のとおりどこも問題ない。多少の貧血は、食べていないからでしょう。心配する値ではありません」
そうか、ますます全身のバランスが崩れて、抵抗力が落ちてきていると言うことか・・・
「気になるのは、こうして(仰向けかかえ)いると、片側の瞳孔だけ収縮するんですよね。一応エンセの検査も出してみます。(この子達は・・・) ええ、陰性でしたけれどね。でも最近あの検査もどうかな?って。」
「ああ、元気な時は隠れていて検査に引っかからないんじゃないか、という」
「そうそう。」
以前先生はそんな感触があると言っていらした。
で、今回も何かにつけ、ちょっと気になるようなことを言っていらしたのです。
炎症を起こしている口角にお薬付けてもらって、点滴して、痛み止めのお薬飲ませてもらって・・・
それにしても、ずーーっと痛いんじゃないの? 遊んだりもするわよね?
「何かで気が入ると、痛みを忘れるんですね。」
なにか、人間の子供と同じだわ(^^;;
多少あれこれしてもらったおかげか、診療後の待合室でオベントをもしゃもしゃ食べるシジミ(^^)
何でも良いから、沢山食べてね。
明日また様子を報告してくださいと言われ、それ次第で次の診察日を決めましょうと。
いつも遅くにすみませんm(_ _)m
本当にありがたいです。
さて、かーさんは漢方医を探さなくちゃ。
青空にすくすく伸びる子がいます。
ジューンベリーと肩を並べて・・・
あなたは、だぁーーれ??
下をたどると・・・
ロゼッタ状で冬越しした チコリ でした(^^;;
それにしても、去年はこんなに(150cmはある)伸びなかったわよ。
「いかがですか?シジミちゃん」
「傷の直りが悪いのか、口をモゴモゴさせて、よだれも出ています。あまり食べないので、ウンチも細かいのしか出ません。夜になりますが、診ていただけますか?」
と言うことで、会社からすっ飛んで帰宅。
今日はママちんお仕事お休みなので、車で連れて行ってくれました。
あいにくの雷雨だったので、とても助かった♪
「どうですか?」
「ひどく悪いと言うのではないのですが、やはりあまり食べないんです。だからミジンコウンチで。自分から出てきてイスに飛び乗ったり、ダンボールビリビリして遊ぶこともあるんですけれど。
今日はなんとなく微熱がこもっていると言うか。よだれも出ているので、抵抗力が落ちているせいで舌の傷の治りが悪いのかと思って。それに唇全体がなんとなく腫れて炎症をおこしているでしょう?唇もユキのようにしまっていると言うのではなく、なんとなくルーズになっているし。きっとこの調子で、鼻腔も炎症を起こしているので、(空気の通り道が狭まって)ヒーヒー音が出るんだと思うんです。」
「どれどれ・・・」
シジミを診た先生。開口一番
「ありゃりゃ。口角炎を起こしていますね。これは痛かったでしょう。コレになると、みんな食べられなくなるんです。」
と、とても困った顔。
確かに上下の唇の合わせ目、口角がただれて茶色いカサブタ状のものがこびりついています。
「これは本当に痛いんですよ」
「ぴりぴりする感じなんでしょうね。それに口全体が腫れているでしょう?」
「なるほど、そうですね。どれ、口の中はどうかな? うーーん。ヨダレが多くて見えにくいな。(綿棒で口の中のよだれを除いて) ああ、傷は赤みが消えて白くなっているし、だいぶ良くなっていますよ。でももう少し歯を処置しましょう」
「これになったら、投薬は一切中止です。」
「人間ならケナログでも付けたいところです」
「うん。でもウサギさんはなめてしまうからね。何にもしないのが、一番です。するならお湯で拭いて上げるくらい。」
とりあえず処置が一段落したところで、昨晩考えた「ウィルス説」を聞いてみた。
「うーーん。私は反対に”ウィルスではない”とか、一つずつ(原因と思われるものを)排除していきますね」
「今回は抵抗力が落ちているんじゃないかという話ですが。(うんうん)漢方はどうでしょう。私も数年前更年期障害になった時に、漢方薬局で調合してもらって、時間はかかったけれど良くなったので」
「ああ、そうおっしゃっていましたね。私は普通の獣医師が漢方があるからと漢方薬を使うのは反対なんです。でも、漢方をきちんと勉強した漢方医がちゃんと全身症状を見て処方するなら、それは良いと思っているんです」では、その線も追ってみましょうか。
「今日は一応点滴(皮下補液)をしておきましょう」
で、気になっていたので
「今回はだいぶ時間もかかっているので、内臓機能の方も気になってるんですが」
「そうね、私も血液検査をしようかと」
「お願いします」
「では、点滴は結果によって変えるかもしれないので、結果が出たら」
と言うことで採血を。
普通はウサギの耳の静脈から採血する方が安全。
でもユキのような白い耳なら分かりやすいけど、シジミはグレー。その上
「この子は血管が細いね」
と言うことで、耳の真ん中を走っている動脈から。
(ちなみに、動脈から採血するのは技術と経験が必要)
「緊張していると、血管が細くなると言うことはありませんか?」
「それはないんですけれどね、なかには針を刺したとたんに血管を収縮させてくれる子がいるんです(^^;;
でもこの子は大丈夫ですね」
と、あっという間に必要量を。
「動脈からとりましたからね。ちょっと抑えておかないと、出血させちゃう」
で、結果。 一つ一つ説明してくださって
「どれも問題ないんですよ。」
「よかったぁ~」
「いえ、この状態でなんともないというのが(--) これで肝臓が悪いとかなら、そこを集中して治療してみるんですが、ご覧のとおりどこも問題ない。多少の貧血は、食べていないからでしょう。心配する値ではありません」
そうか、ますます全身のバランスが崩れて、抵抗力が落ちてきていると言うことか・・・
「気になるのは、こうして(仰向けかかえ)いると、片側の瞳孔だけ収縮するんですよね。一応エンセの検査も出してみます。(この子達は・・・) ええ、陰性でしたけれどね。でも最近あの検査もどうかな?って。」
「ああ、元気な時は隠れていて検査に引っかからないんじゃないか、という」
「そうそう。」
以前先生はそんな感触があると言っていらした。
で、今回も何かにつけ、ちょっと気になるようなことを言っていらしたのです。
炎症を起こしている口角にお薬付けてもらって、点滴して、痛み止めのお薬飲ませてもらって・・・
それにしても、ずーーっと痛いんじゃないの? 遊んだりもするわよね?
「何かで気が入ると、痛みを忘れるんですね。」
なにか、人間の子供と同じだわ(^^;;
多少あれこれしてもらったおかげか、診療後の待合室でオベントをもしゃもしゃ食べるシジミ(^^)
何でも良いから、沢山食べてね。
明日また様子を報告してくださいと言われ、それ次第で次の診察日を決めましょうと。
いつも遅くにすみませんm(_ _)m
本当にありがたいです。
さて、かーさんは漢方医を探さなくちゃ。
青空にすくすく伸びる子がいます。
ジューンベリーと肩を並べて・・・
あなたは、だぁーーれ??
下をたどると・・・
ロゼッタ状で冬越しした チコリ でした(^^;;
それにしても、去年はこんなに(150cmはある)伸びなかったわよ。