先日は 月に1度 童謡などを歌っているサークルの練習日でした。
このグループは 2020年にコロナが始まった3月からずっと休止していて
近ごろ再開しました。(解散は考えていなかったようです)
坂の上にあるセンターに集まったメンバーは 以前の半数くらい。
この日は 日影の道には 少し雪があったので 足元の不安な人は
自主的にお休みのようです。家族に止められている人も います。
いつも とっても元気に皆さんをリードして下さる kさん、Yさん、Sさんの
姿の見えないのが 少し残念。 体調が悪いのかしら?
さて・・最高齢は どなたでしょうか・・(いずれアヤメか カキツバタ???)
90歳に手が届きそうなメンバーも 何人かいらっしたハズです。
解散後 後片づけをしながら 代表のОさんと立ち話し・・
Оさんが 震災の何年後かに 沿岸部から引っ越して来られたことは
入会の時に 自己紹介されていました。でも 建てて間もない家を
津波で流されたそうです。どんなにか残念で 悔しくて 悲しかったことか。
10年が過ぎて ご本人から 淡々と・・本当に淡々と・・語られました。
その後は 仮設住宅や親せきや 借り上げ仮設住宅を経て こちらに引っ越して
来られて このサークルにも参加されるようになったそうです。
少し落ち着き始めたころには 大病もされました。
ワタシ達も 驚き心配しましたが 約3ヶ月が過ぎたころ退院後なさって
「3ヶ月休みましたが これから参加しますので・・皆さんよろし
く・・」と 再度参加されるようになりました スゴイ精神力です
今では このサークルの中心的な存在となり 皆さんのまとめ役です。
まだまだ 片付かないことやもの そして思いきれないことも
あるのでしょうが・・本当にすごいなぁと 思います。
ひと口 おすそ分けでした。
