牧師・礼拝説教（要約）

【先週の礼拝説教回想】 １月４日
・説教者 山田 隆牧師
・引照聖句 ヘブル人へ手紙１１章６、７節
・説教題 信仰がなくては　
▼　この１１：７で「信仰によって、ノアは、まだ見ない事がらについて神からの警告を受けた時、恐れかしこんで、その家族の救いのために箱舟を造り、その箱舟によって、世の罪を定め、信仰による義を相続する者となりました。」当時、創世記６：１１を見ると「地は、神の前に堕落し、地は、暴虐で満ちていた。 神が地をご覧になると、実に、それは、堕落していた。すべての肉なるものが、地上でその道を乱していたからである。」という状態でした。神は彼らを地とともに滅ぼそうと思われ、地を覆う大雨で世を滅ぼされました。彼の全家族のみ、箱舟に入って救われたのです。
▼こうした中で、ノアが通った困難
（１）神の語りかけをそのまま認識して、人々には奇怪な行動を思われる、山の上で箱舟を造り始めた。
（２）それを長い日時を使って、救いの舟を造り上げました。当時彼の畢生の大事業であり、証し、使命でした。私たちは人生の意義を、キリストの十字架を受け入れて救われることを、世の人に伝え続けてまいりました。能力と働きと乏しさの中での、時間と情熱を尽くしてです。
（３）これを継続することは、取りかかる以上に困難と信仰を要しました。皆様方の尊い、いわば犠牲に神は報いてくださいます。
（４）家族を従えて救いを、世の隣人たちをキリストの御救いに導く熱心をいよいよ持ち続けましょう。
▼具体的で、行き届いた言葉と親切、祈りと工夫を惜しまずに。これ以外に救いはないのですから。
　模範的なクリスチャンは多くいますのでならいましょう。よく公会に出て他の慰めと喜びになりましょう。その実である愛兄姉を愛し集わなければなりません。地味な中でも、清い尊い交わりと恵みを醸成することなしに、教会は成長し成熟しないでしょう。他人任せして、良いところだけを取るのではなく、反対の立場に徹したリーダーになっていただきたいと思います。
▼信仰がなくては神に喜ばれることはできないことを教えられましょう。