牧師・余白余録

　内村鑑三著　一日一生[新版]７月１９日　ｐｐ２０７
「人生には悲惨事が多い。しかしこれを償ってなおあまりある恩恵事がある。復活がこれである。このことがあって、そしてまたこのことを望んで、この涙の谷は歓喜の楽園と化するのである。私もまた多数の人とともにこの世にあって多くの重い苦難にあった。しかし、私は望みまた信じる、わが神がキリストにあって私を再び活かしてくださることを。そして、墓の底から私を挙げられて私を天の清き所に住まわせてくださることを。そしてこの大希望が私の内にあるために、私はこの世のすべての苦難に勝つことができて余りある・・・