【先週の礼拝説教回想】 10月18日
・説教者 山田 隆牧師
・引照聖句 Ⅰペテロ4章7~11節
・説教題 終末の心構え
▼終末に関する主イエスと使徒たち、旧約聖書の預言者たちの預言はキリスト者が最も心すべき重要事です。
ペテロが残したこの第一の手紙、第二の手紙から覗いてみましょう。第一4:5「万物の終わりが近づきました」がその一つ。2000年前に「近づきました」ならば、今日はいよいよ接近していることになりましょう。第二の手紙3:3~10「まず第一に、次のことを知っておきなさい。終わりの日に、あざける者どもがやって来てあざけり、自分たちの欲望に従って生活し、 次のように言うでしょう。「キリストの来臨の約束はどこにあるのか。・・・今の天と地は、同じみことばによって、火に焼かれるためにとっておかれ、不敬虔な者どものさばきと滅びとの日まで、保たれているのです。」
今は聖書で言うとどういう時代か、バビロニヤに連れて行かれたユダヤ人の中に敬虔なダニエルやその友達がいました。異邦人の王国で、世界の冠たる国で、ネブガデネザルが重大事を暗示する夢を見て、捕囚にされて連れられてきたユダ王国の民、ダニエルのみ、神に祈りなぞ解きができたのでした。
それで本日、このダニエル書に移して、より間近な終末を図解書から学びましょう。
▼ダニエル書2:31~35「王さま。あなたは一つの大きな像をご覧になりました。見よ。その像は巨大で、その輝きは常ならず、それがあなたの前に立っていました。その姿は恐ろしいものでした。その像は、頭は純金、胸と両腕とは銀、腹とももとは青銅、すねは鉄、足は一部が鉄、一部が粘土でした。 あなたが見ておられるうちに、一つの石が人手によらずに切り出され、その像の鉄と粘土の足を打ち、これを打ち砕きました。 そのとき、鉄も粘土も青銅も銀も金もみな共に砕けて、夏の麦打ち場のもみがらのようになり、風がそれを吹き払って、あとかたもなくなりました。そして、その像を打った石は大きな山となって全土に満ちました」。
▼このことは、異邦人が世界を支配する歴史を、人の像に見立てて、異邦人時代の盛衰を表示し、異邦人の歴史は「石」なるキリストの再臨によって終末を迎え、かつ、その統治の時代に移ることになることを掲示しています。ダニエルがこの後章で更に具体的に夢に示されています。金の頭はバビロニヤ帝国のネブガデネザル王、銀の胸と両腕は、メド・ペルシャ帝国、青銅の腹とももはギリシャ帝国とアレキサンダー王国と分裂王国、鉄のすね、やがては足に至っては土と粘土のローマ帝国になり、やがて、足指と同じ数の連合国ができることを示します。平和に失敗した人間の結末はおわり、キリストの統治に移行します。
▼終末の心備えを聖書から教えられましょう。
・説教者 山田 隆牧師
・引照聖句 Ⅰペテロ4章7~11節
・説教題 終末の心構え
▼終末に関する主イエスと使徒たち、旧約聖書の預言者たちの預言はキリスト者が最も心すべき重要事です。
ペテロが残したこの第一の手紙、第二の手紙から覗いてみましょう。第一4:5「万物の終わりが近づきました」がその一つ。2000年前に「近づきました」ならば、今日はいよいよ接近していることになりましょう。第二の手紙3:3~10「まず第一に、次のことを知っておきなさい。終わりの日に、あざける者どもがやって来てあざけり、自分たちの欲望に従って生活し、 次のように言うでしょう。「キリストの来臨の約束はどこにあるのか。・・・今の天と地は、同じみことばによって、火に焼かれるためにとっておかれ、不敬虔な者どものさばきと滅びとの日まで、保たれているのです。」
今は聖書で言うとどういう時代か、バビロニヤに連れて行かれたユダヤ人の中に敬虔なダニエルやその友達がいました。異邦人の王国で、世界の冠たる国で、ネブガデネザルが重大事を暗示する夢を見て、捕囚にされて連れられてきたユダ王国の民、ダニエルのみ、神に祈りなぞ解きができたのでした。
それで本日、このダニエル書に移して、より間近な終末を図解書から学びましょう。
▼ダニエル書2:31~35「王さま。あなたは一つの大きな像をご覧になりました。見よ。その像は巨大で、その輝きは常ならず、それがあなたの前に立っていました。その姿は恐ろしいものでした。その像は、頭は純金、胸と両腕とは銀、腹とももとは青銅、すねは鉄、足は一部が鉄、一部が粘土でした。 あなたが見ておられるうちに、一つの石が人手によらずに切り出され、その像の鉄と粘土の足を打ち、これを打ち砕きました。 そのとき、鉄も粘土も青銅も銀も金もみな共に砕けて、夏の麦打ち場のもみがらのようになり、風がそれを吹き払って、あとかたもなくなりました。そして、その像を打った石は大きな山となって全土に満ちました」。
▼このことは、異邦人が世界を支配する歴史を、人の像に見立てて、異邦人時代の盛衰を表示し、異邦人の歴史は「石」なるキリストの再臨によって終末を迎え、かつ、その統治の時代に移ることになることを掲示しています。ダニエルがこの後章で更に具体的に夢に示されています。金の頭はバビロニヤ帝国のネブガデネザル王、銀の胸と両腕は、メド・ペルシャ帝国、青銅の腹とももはギリシャ帝国とアレキサンダー王国と分裂王国、鉄のすね、やがては足に至っては土と粘土のローマ帝国になり、やがて、足指と同じ数の連合国ができることを示します。平和に失敗した人間の結末はおわり、キリストの統治に移行します。
▼終末の心備えを聖書から教えられましょう。