卯月の日常

グルメ、旅、時々猫

秋の青森・四泊五日の旅(5)

2024年09月22日 04時44分00秒 | 旅行ー「その他国内旅行」「海外旅行」

念願の大間崎を満喫した我々は、一路佐井港を目指し南下します。
申し分ないドライブ日和。
エアコンをつけなくても、窓を開ければ涼しい風が通り抜けてくれる最高の日でした。

大間崎から“約30分”ほどで佐井の港に到着します。
実はちょうどこの日、「箭根森八幡宮例大祭」という三日間にわたるお祭りが開催されていて、多くの山車や神輿が村中を巡っていました。



毎年9/14〜9/16に開催されるとのこと。


京都、祇園祭の流れを汲んでいるらしく、小さな村ですが立派な山車が目を引きました。
村唯一のコンビニ
7.1.0(ナナイチマル)
昔は7時から22時まで営業してたらしいんですが……
今は20時に短縮されました。
お酒や野菜、ちょっとしたものなら揃います。

さて、今回の目的は「観光船」に乗ること!
やってきたのは
佐井村立 津軽海峡文化館アルサスです。
なかなか立派な建物だなぁ。
中にはレストランや御土産コーナーもあり、村の人達にとって憩いの場所なんでしょうね。

村のシンボル【ミサゴ】に出会ってみたい!なかなか美しい鳥じゃないですか。


ご当地キャラクター
雲丹=ウンタンという名前です。
ここからも解る通り、佐井村は雲丹が有名らしく、レストランでは美味しい雲丹が乗った海鮮丼を食べることが出来ます。
もう少し早い時期(6月末)なら「うに祭り」なんかも開催されるそうな。
気になる……🌝

さてさてそろそろ時間ですね。
建物の中を抜けた所にチケット売り場が併設されています。



当日チケットを購入することも出来ますが、可能であるならばネットで予約し、現場でお支払いするといった形が一番安全かと思います。※乗りそびれることもない


※現金オンリー
一人往復3000円

ちなみに、天候不良で当日いきなり欠航する場合もあるので、ホームページをよく確認してください。
季節によっては臨時便が出されることもあるそうな。


結論としてこの遊覧船は最高でした。👏
というか全員にお勧めしたい。
(天気が良い日に限る)
船自体は古いですが、不思議と快適な乗り心地です。

ただ、天候次第でかなり揺れるので、酔い止めは必要かも😨


出航10分前になると乗船できるのですが、私が早々に並んでしまったからか、15分前には長蛇の列となっていました。
※人が並ぶと並びだす法則

ちなみに往路は進行方向左側の窓無し席がお勧めです。
潮風を浴びながら美しい景色を堪能できるから。


景勝地の詳細についてはこちらのHPへ


この日は特にいい天気で、絶景を臨むことが出来ます。

波飛沫を受けながらテンションが上ってゆく!

逆側の景色には北海道と灯台。
その距離感がたまらん!

海沿いは海峡ライン(国道338号線)という道があるのでドライブにも最適ですよ。
〇今は災害復旧工事中為、一部区間通行止めになっています。


船内はおおむね満席。
当然ですが、早めに到着して並んだ方が吉です。

流れる景色。
ごつごつした岩肌は、船が進むごとに形を変えていって不思議ですね。


白っぽい岩が見えてきたらそろそろ到着です。


約30分でほぼ時間通り着岸!
ここから30分の散策時間が設けられます。
桟橋から少し覗くと、眼下に広がるエメラルドグリーン
びっくりしたのはその海の美しさでした。



今すぐにでも飛び込みたくなるような透明度で、目視するだけでもたくさんの魚が泳いでいました。


遊泳禁止かな?
とにかく魅力的な海ですね。




トイレも完備してあるので、その点は安心です。
白く大きな奇岩!
巨大な岩がそこかしこに存在し、圧倒されること間違いなし。

正直、ここが地球であることも疑ってしまうような異様な光景が広がります。



女性との対比でお判りいただけるでしょうか?


真っ白な岩、青く美しい海。
ここを極楽浄土に例えた人の気持ちがよくわかります。
香爐岩
言われてみれば確かに香炉かも。
バランスよく立ってますね。


海底火山の噴火と地層の隆起で生まれた仏ヶ浦。
凝灰岩が年月をかけ、風雨や波により削られてできたものです。
何かの拍子に崩れてこないか不安になりますが、実際ちょっと崩れたりもするんでしょうね。


如来の首と呼ばれる奇岩。
こわいこわい…ポキッといかんか?大丈夫?



蓬莱山と呼ばれる奇岩には多くの人が群がっており、私たちは足場が悪いこともあったので、遠くから眺めるだけにしました。
※ケガしたくない
それにしてもすごい迫力です。


桟橋に戻ってくると新たな船が到着。
これはまた別の漁港からの遊覧船らしいです。


あっという間の30分でした・・・。
もっとゆっくりしたいという人は、車を使って仏ヶ浦駐車場を訪れましょう。
遊歩道の階段を使い30分下ると、地蔵堂辺りに到着します。
そこから直ぐのところに大町桂月歌碑があるのですが・・・
神のわざ鬼の手づくり佛宇陀人の世ならぬ処なりけり
・・・私は見落としておりました。

脚のお悪い方には難しいルートです。
ただ、健脚自慢ならば是非。
下るのも大変だけど、上るのはもっと地獄‥‥な気がする。


さぁ、いよいよ仏ヶ浦を出発。
名残惜しさを感じる見事な景勝地でした。


青森でもなかなか来ることが出来ない場所ですが、大間を訪れた際は是非トライしてみてください。
あくまでも天気がよく、海が荒れていない日を選んで!

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