R1年9月12日(1日目)
メンバー I堀(単独)
コースタイム 6:23立山駅 → 8:40宇奈月駅 → 10:20欅平駅 → 11:26水平歩道始点 →
12:35志合谷のトンネル → 13:36堰堤のトンネル → 15:00阿曽原温泉
なかなか取れなかった休みがようやく取れた。天気も秋晴れになりそうなため、今年最後のチャンスとばかりにバリエーションに挑戦してきた。
立山駅の駐車場に車を停めて電車で出発地点の欅平へ移動する。始発は5:20ごろにあったが間に合わず、泣く泣く2本目に乗車した。
レトロ~な電車に揺られ2時間超で宇奈月へ。乗り換えの寺田駅までは学生が、寺田駅から宇奈月までは観光客がけっこう乗っていたが、バカでかいザックを持っているのは自分くらいで場違い感満載。
宇奈月からはトロッコに乗り換え1時間超で欅平に移動する。トロッコの席をケチってしまい、風にまともにアタリながらの1時間以上の電車旅となってしまった。真夏ならいいかもだが、この時期になると天気が良くても体が冷える。たまらず欅平駅で温かいソバを食べた。
立山駅から、昭和な感じの電車。
欅平駅の登山口を見ながらソバを食べていると、片手で数えるくらいだが登山者が登って行く。まだ下の廊下は開通していないが、行く人はいるものだ。
ソバを食べて体があったまったら自分も出発。いきなりの急登で20キロのザックを背負ってではツライ。約1時間で水平歩道の起点に到着した。
11:26 水平歩道の始点。
水平歩道を通るのは2回目だが、相変わらずこんなところによく道を作ったものだと感心してしまう。水平歩道自体は高さを気にしなければなんてことない。ただ、スリップには要注意だ。
たまに送電用の鉄塔があり、この水平歩道は管理道路も兼ねているようだ。道を作ったのもすごいが鉄塔が建っているのがもっとすごい。
こんな組んだ道だったり。
削ってあったり。
よく撮られる場所かな?見事にくりぬいている。
12:35 志合谷のトンネル
始点から1時間ほど歩くとトンネルに到着。内部は10mも進むと真っ暗闇になるためヘッデンを点けなければならない。昨日の雨の影響か、頭上から水が流れてくる場所などがあり不気味さMAX。出口の光が見えた時にはホッとしてしまった。
トンネル出口から入口方向を見る。登山者がトンネルにむかっていた。
奥鐘山の岩壁。
13:36 堰堤のトンネル
さらに1時間ほど歩き2度目のトンネル。ここは短く不気味さは微塵も感じない。この水平歩道、はじめてくればそのスケールに圧倒されて飽きないと思うのだが、2回目となると水平で10キロも延々歩く、景色もあまり変わらないのでだんだんダレてくる。
まだかまだかと心の中で思いながらこのトンネルから1時間半でようやく阿曽原温泉小屋に着くのであった。
堰堤のトンネル先にある滝。
15:00 ようやく阿曽原温泉小屋に到着
行動開始から4時間30分で阿曽原温泉小屋に到着。この日は自分のを含めてテント3張り、宿泊客は10名もいなかったようだ。前回は黒部ダムから下の廊下を通り小屋泊したが、布団が2人で1組だったことが懐かしい。小屋の人に聞くとこの3連休は予約がけっこう入っているそうだ。あの思いはもうしたくないから、体力ある限りはテント泊かな~。
ここで小屋の人からさらに衝撃な情報が。北方稜線のためにザックにつけていた沢バイルを見て、「もうトラバースする雪渓が溶けてないよ。」とのこと。マジで?
実際に雪渓はなくなっており、ただの荷物となってしまったΣ(゚д゚lll)ガーン
ま、ショックを受けていてもどーしようもないので、テントを張り温泉三昧して明日に備える。山の中で温泉に入れるなんて格別だ。ただ、少し歩かなければいけないのが難点かな。小屋泊りの人と話をしたが、わざわざ温泉だけ入るのに水平歩道を来たという。マニアックだな~、いろいろな人がいるものだ。
快適な温泉。
湯舟の近くにある源泉。中はサウナのようだった。
2日目に続く →
私も、平日お休みグループなので、機会がありましたらよろしくお願いします。
これからは、山行のお誘いを増やして行こうと思っております!
休みが合ったときは行きましょう!