1月28日 湯元スキー場→避難小屋→宴会→宴会→宴会→注意→就寝
1月29日 避難小屋→東南稜取り付き→避難小屋→湯元スキー場
~ HODO-HODO BOYS ~
沼ッチ、笑一、浜ちゃん
“HODO-HODO BOYS”とは、
かの“GIRI-GIRI BOYS”
(佐藤裕介さん、横山勝丘さんをはじめとした世界が注目するクライマー集団)の活躍に興奮し、
何時かはオイラもと夢見るものの、平凡な週末登山愛好家が無理をせず、
山行を程々に楽しみながら、酒に関しては目一杯楽しみましょうという集まりです。
リーダーは、アルピニスト笑一氏で沢登りを得意とし、
岩魚釣り・山菜・きのこはお手のものですが、おやじギャグが少し残念です。
※最近、孫ができたそうです。
サブリーダーで、今年は、初の海外遠征が決まってやる気満々の沼ッチ。
ラッセルが得意で、宴会のためならどんなボッカにも耐えられます。
クライミングがちょっと苦手です。
仕事が忙しく、なかなか山行に参加出来ない、現在見習い中の浜ちゃん。
ビジュアル担当で男前ですが独身です。
これからが、いろんな意味で楽しみな若手です。
HODO-HODO BOYSは山岳会の垣根を超えた集まりです。
目標する山が合致すれば目標をクリアーするために各々程々に努力し目標を一緒にクリアーして行きましょう。
今回は、以前から気になっていた日光白根山の東南稜へ行ってみる事になった。
これがHODO-HODO BOYSの初遠征です。
先週の土日両日、笑一氏と安達太良山で会った。
来週は、日光白根山へ行くというのでルートを
東南稜に変更し私と浜ちゃんも参加する事になった。
28日は避難小屋までの予定なので気が楽だ。
しかし、前日会社の新年会があった私は、
帰宅が深夜1時を過ぎてしまい、案の定寝坊してしまった。
結局湯元スキー場には予定の2時間程度遅れて、
10時頃の到着となった。
雪は予想していたよりは少なかったが、
避難小屋への下り始めから昨年程度のラッセルとなった。
14時に避難小屋に着き、水作りと同時に宴会をスタート。
22時に注意を受け終了となる。どーもすみません。""
29日、天気が良くなさそうなので様子を見ながら遅めの出発。
出だしから結構なラッセルとなる。
1時間30分ほどのラッセルで東南稜の下部に着いた。
しかし取り付きが良く分からず、
取りあえず樹林帯を少し出て中央のルンゼの右側の
急な雪壁に取り付いてみる事にする。
しかし雪の状態が良くなく、なかなか登れない。
下の笑一氏よりあきらめて別なルートを探そうとコールがあり、
すぐ後ろにいた浜ちゃんが下りだす。
私は諦めきれず、しつこく粘るが上からはチリ雪崩がひっきりなしに落ちてくる。
そんな時に突然笑一氏より「雪崩だー」と大きな声のコールがあり、
下を振り返って見ると浜ちゃんの足だけが見え、雪崩と共に流れていた。
雪崩は厚さ20~30CM程度で昨晩降雪したものだと思われる。
すぐに止まり自力で脱出できたが、精神的に少し参ったようだ。
尾根上に出れば何とかなると思って粘っていたが、
しかしここで撤退を決める。
悔しさは少し残るが、冷静に判断すると今日は登攀には向かない天候である。
案の定、下山途中から天候が崩れだした。無茶をしない、
そう私達はHODO-HODO BOYSなのだから
また次回チャレンジしよう。
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