Vastra-daの裏側

オリジナルフィギュア原型師。原型師が裁縫もするよ。求めるモノが探して無ければ『作ればいいじゃないか!』を実践中。

闇夜の烏 ・ 月夜の白鷺

2012-11-17 21:00:23 | 日常
人間は本当に驚いた時には声が出ないものだということを改めて知った。


朝、会社までの道をボ~としながら一人歩いていた。


私は気が付かなかった。 ( あいつは気配を消していたのか !? )

そいつが手が届くほどの距離にいたにもかかわらず気が付かなかったのだ。

それは


白いガードレールに同化した白鷺 !!( 体長1m弱 )


『 なぜ、こんな所にお前がいる !? 』 ( 車通りがかなりある )

突然の出来事にびっくらして驚きの声すら出ず、あまりの大きさと迫力にその場に立ち止まってしまった。


『 デカい !! デカすぎるにもほどがあるだろぉ !? 』


野生の白鷺 + その距離1m = 危険度MAX !!( 襲われる可能性大

白鷺が私に気づいてないわけがない。 早くこの場をなんとかせねば…やられる

ゆっくり…ゆっくり…白鷺を脅かせないように鷺との距離をあけていく。

そして、何事も無かったかのようにその場を立ち去った。
( 鷺に襲われたなど洒落にもならない )



【 闇夜の烏 ・ 月夜の白鷺 】

闇夜に黒い烏がいても分からない。同様に月夜に白い鷺がいても見つけにくい、ということから周りのものと区別がつかない物のたとえ。



『 月夜 』ならぬ『 白いガードレール 』とは現代ならではか…

あんなにも間近で、立派な野生の白鷺を見られてちょっと得をした気分だったけれど…怖かった



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする