人智学的には子供の魂と霊が子供の健康を左右するといいます。
子供は7才くらいで永久歯が生えますね。
この身体活動は表にでなくとも身体のなかではずっと働いています。
幼児の魂は身体の中でしか表現できないのです。
その活動は胎児の発達期から始まり永久歯が生えることで終結します。
7才からの次の成長期にその力は変化し身体から独立します。
しかしまだ、自分と他者の関係を知的に判断したり、意識的に思考したりはできません。
7才から14才までの子供は、周囲の人間との関係を自分で判断し決定しながらではなく、権威を持った人に従いながら作っていきます。
ですから親を含め、教育者は信用される権威を十分に身に付けなければなりません。
それには真なるもの、善なるもの、美なるものを子供の前に提示するだけではなく、本当にそうなんだ。と、実感を与えることが重要です。
本当の意味での創造の源を教えるということなのだと考えます。